こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
登山で雨は避けることはできないので、レインウエアーは必須。
でも、登山中の突然の雨は慌てるもの。特にレインパンツは履くのに手間取りませんか?
ここでは、登山でレインパンツの履き方として、突然の雨でも”靴を履いたまま”で対応できる4つの小技を紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
登山中の突然の雨で発生するトラブル
登山中の急な雨でレインウエアを履こうとした時に、こんなトラブルに遭遇したことありませんか?
- 泥でレインパンツ内側が汚れるので、靴脱いで履いたら靴下がビショビショ
- レインパンツに靴が引っかかって履きずらい
- スパッツ付ける余裕がなかったので、靴に水が入った
急な雨だと、山では雨宿りするところも無いですもんね。
でも、事前の備えをしておけば、そんなトラブルを避けれます。
次に、そんなトラブルを避けれる4つの小技を紹介します。
小技1:”靴を履いたまま”レインパンツを履ける”スーパーの袋”
靴を履いたままレインパンツを履くと、レインパンツの内側が泥で汚れちゃいますよね?
それを、解決するのが、”スーパーの袋”(最近はスーパーでもらえないので、大型のビニール袋ね)。
登山靴のままレインパンツを履く時は、”スーパーの袋”が”魔法の袋”に変身します。
使い方は、こんな感じで超簡単。
手順1:靴を履いたまま”スーパーの袋”に足を突っ込む
泥が付いたままで結構ですので袋の中に足を突っ込んでください。
手順2:軽く”スーパーの袋”を結ぶ【これがポイント】
手順3の後に、すぐ外すので、”軽く”でいいです。
これ、意外なポイントです。
手順3:その状態で、レインパンツを履く
スーパーの袋をつけたまま、レインパンツを履いて、その後スーパの袋を外して出来上がり。
サイドファスナーを閉めるのを忘れないようにね。
たったこれだけですが、レインパンツの中の靴の引っ掛かりもなくなりスムーズに履けるし、汚れも付きません。
小技2:レインパンツのスタッフバッグに”スーパーの袋”を常備【最重要】
小技1は知っている方も多いと思いますが、以外に盲点あります。
それは、突然の雨で”スーパーの袋”を探している間に濡れちゃうってこと。
”スーパーの袋”をザックの中に入れていると、雨の中でザックを開けて中が濡れてしまう場合も。
なので、突然の雨の中でも探さなくて済むように、レインパンツのスタッフバッグの中に”スーパーの袋”を常備しておくこと。
これ、最重要です!!
小技3:”靴を履いたまま”レインパンツを履けるように、サイドファスナーは大開口タイプを選ぶ
これは、小技ではなく絶対条件ですが、『レインパンツのサイドファスナーが大開口タイプ』であること。
サイドファスナーの長さが短いものは、登山での使用はNGです。
なぜなら、登山中に雨が降り出した時は登山靴のままレインパンツを履く必要あり、サイドファスナーの長さが短いと靴が通らない。
登山専門店で購入したものなら問題ないと思いますが、格安店で売っているレインパンツの中にはサイドファスナーが短いものもありNG。
購入時には、登山靴のままレインパンツが履けるか、事前にチェックしてください。
靴を脱げばいいじゃんって思う方もいるかもしれませんが、それだと靴も靴下も100%ビチョビチョになっちゃいます。
小技4:今日は雨が降るかもって思ったら、登山口からスパッツを装着しておく
ファッションも兼ねてスパッツ付けてる方は問題ないですが、普段はザックの中にしまってる方は、付けるタイミングが意外に盲点。
登山中の雨では、なかなかスパッツを付けるのも大変。
大雨になると、上の写真の様に、登山道が小川状態になることもあり、そんな時にスパッツが威力を発揮します。
でも、スパッツはザックに入っているのに付けるのが大変なので、諦めたことありませんか?
僕はこれで何度も後悔したことあり(´;ω;`)
なので、今日は雨が降るかもって思ったら、登山口からスパッツを装着しておくことをおすすめします。
まとめ
以上、登山でレインパンツの履き方として、突然の雨でも”靴を履いたまま”で対応できる4つの小技を紹介しましたが、いかがでしたか?
ちょっとした事前準備ですが、突然の雨でも慌てなくて済みます。
備えあれば憂いなしってことで、快適な登山を楽しみましょう。