登山でレインパンツの履き方|登山中の突然の雨にも対応できる5つの小技
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こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

登山で雨は避けることはできないので、レインウエアーは必須。

でも、登山中の突然の雨は慌てるもの。特にレインパンツは履くのに手間取りませんか?

ここでは、僕の経験から、登山でレインパンツの履き方として、登山中の突然の雨にも対応できる5つの小技を紹介します。

知ってるよ~って方も、意外な盲点もありますので、是非読んでみて下さい。


この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~
この記事を書いている人
九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。

2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。

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そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。





登山中の突然の雨で発生するトラブル

突然の雨
出典:いらすとや

登山中の急な雨でレインウエアを履こうとした時に、こんなトラブルに遭遇したことありませんか?

  • レインパンツに靴が引っかかって履きずらい
  • 泥でレインパンツ内側が汚れるので、靴脱いで履いたら靴下がビショビショ
  • スパッツ付ける余裕がなかったので、靴に水が入った
  • レインパンツのポケットにお菓子を入れてたらビショビショ
  • 濡れたレインウエアーをザックに戻したいけどビショビショ

急な雨だと、山では雨宿りするところも無いですもんね。

でも、事前の備えをしておけば、そんなトラブルを避けれます。

次に、そんな登山でレインパンツの履き方として、登山中の突然の雨にも対応できる5つの小技を一つづつ紹介します。

登山でレインパンツの履き方|❶レインパンツのサイドファスナーは大開口タイプを選ぶ

サイドファスナーは大開口タイプが必須
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まず、絶対的に必要なことは、『レインパンツのサイドファスナーが大開口タイプ』であること。

サイドファスナーの長さが短いものは、登山での使用はNGです。

なぜなら、登山中に雨が降り出した時は登山靴のままレインパンツを履く必要あり、サイドファスナーの長さが短いと靴が通らない

登山専門店で購入したものなら問題ないと思いますが、初めての方は、登山靴のままレインパンツが履けるか、事前にチェックしておいた方が良いかと。

靴を脱げばいいじゃんって思う方もいるかもしれませんが、それだと靴も靴下も100%ビチョビチョになっちゃいます。

登山でレインパンツの履き方|❷レインパンツのスタッフバッグに”スーパーの袋”を入れておく

レインパンツには”スーパーの袋”が必須
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靴のままレインパンツを履くと、レインパンツの内側が泥で汚れちゃいますよね?

それを、解決するのが、”スーパーの袋”(最近はスーパーでもらえないので、大型のビニール袋ね)。

登山靴のままレインパンツを履く時は、”スーパーの袋”が”魔法の袋”に変身します。

使い方は、こんな感じで超簡単。

手順1:レインパンツを履く前に、登山靴のまま”スーパーの袋”を履く

スーパーの袋と登山靴1
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泥が付いたままで結構ですので袋の中に足を突っ込んでください。

手順2:軽く”スーパーの袋”を結ぶ(これがポイント)

スーパーの袋と登山靴2
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手順3の後に、すぐ外すので、”軽く”でいいです。

これ、意外なポイントです。

手順3:その状態で、レインパンツに足を通して履く

スーパーの袋と登山靴2
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スーパーの袋をつけたまま、レインパンツを履いて、その後スーパの袋を外して出来上がり。

サイドファスナーを閉めるのを忘れないようにね。

たったこれだけですが、レインパンツの中の靴の引っ掛かりもなくなりスムーズに履けるし、汚れも付きません

ベテランさんの中では常識ですが、突然の雨の中でも探さなくて済むように、レインパンツのスタッフバッグの中に”スーパーの袋”を常備しておくといいです。

っていうか、必須装備です。

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登山でレインパンツの履き方|❸雨が降る前にスパッツを装着しておく

登山用スパッツ
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雨対策にはスパッツも必須。

ファッションも兼ねてスパッツ付けてる方は問題ないですが、普段はザックの中にしまってる方は、付けるタイミングが意外に盲点

登山中の突然の雨では、なかなかスパッツを付けるのは大変。

雨の中の登山道
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大雨になると、上の写真の様に、登山道が小川状態になることもあり、そんな時にスパッツが威力を発揮します。

でも、スパッツはザックに入っているのに付けるのが大変なので、諦めたことありませんか?

僕はこれで何度も後悔したことあり(´;ω;`)

なので、レインパンツを履くタイミングでない時でも、スパッツだけは早めに付けておくことをおすすめします。

登山でレインパンツの履き方|❹レインパンツのポケットにジップロック袋をあらかじめ入れておく

雨の中の登山
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レインウエアーは防水とはいっても、100%カットは難しく、ポケットの中は少なからず湿ってきます

ポケットの中のスマホやお菓子を濡らさないためには、ジップロック袋があると超快適。

ジップロックの袋
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そんな時に、よく遭遇するのが『ジップロックはザックの中に入れてあるんだけど、雨の中で取り出すのが大変』ってこと。

なので、あらかじめレインパンツのポケットにジップロック袋を一枚入れておくと便利です。

っていうか、これで、僕は何度も失敗しています(;^_^A

なお、ジップロックはダブルジッパータイプが必須(100均では密閉性が悪いものが多いので注意)。

個人的には、こんな↓IKEAのものがオシャレでおすすめ。

登山でレインパンツの履き方|❺雨具一式は防水スタッフバッグに収納すれば快適

雨の中の登山
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これは、突然の雨とは無関係ですが、下山後に濡れたレインウエアーの処置に困ったことありませんか?

車ならいざ知らず、電車やバスで帰る場合、レインウエアーやザックカバーの濡れが気になるもの。そんな時に便利なのがドライバッグ。

本来は中のものを濡らさないようにするものですが、この中に雨具一式を入れておけば完璧です。

登山中は別の用途にも使えるし、一石二鳥です。

こんな↓感じで、いろんな大きさのものありますので、複数持参するのもいいかもです。

まとめ

以上、登山でレインパンツの履き方として、登山中の突然の雨にも対応できる5つの小技を紹介しましたが、いかがでしたか?

ちょっとした事前準備ですが、突然の雨でも慌てなくて済みます。

備えあれば憂いなしってことで、快適な登山を楽しみましょう。

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