
こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
冬キャンプや春秋のキャンプは虫もおらず快適ですが、冷えますよね。
こんな時にテントやスクリーンテント内で大活躍するのが石油ストーブ。
でも、「石油ストーブを車で運搬するって大丈夫?」って思われている方も多いのでは?
ここでは、キャンプの石油ストーブを車で運搬する3つのノウハウを紹介します。
キャンプの石油ストーブを車で運搬する3つのノウハウとは?

まずは、その3つのノウハウについて、そのポイントを紹介します。
- 購入する際に、漏れにくい石油ストーブを選ぶ
- 車で運搬する時に、もし漏れても大丈夫なバッグに包む
- 予備タンクは、ポリタンクよりガソリン携行缶の方がいい
箇条書きで簡単に紹介すると以上ですが、次に、一つづつ、そのポイントを紹介します。
キャンプの石油ストーブを車で運搬するノウハウ|①漏れにくい石油ストーブを選ぶ
車の運搬には、カートリッジタンク付きはおすすめしません
先ず、車での運搬に適していないのがカートリッジタンク付きの石油ストーブ。
カートリッジタンク付きの石油ストーブって下の図の様に油受けがあり、その中に灯油が溜まっています。

車で運搬する際に振動であふれる場合もあり、このタイプの石油ストーブを運搬する場合は油受けの灯油を抜く必要があります。
車の運搬には、タンク一体型&耐震自動消火装置付きをおすすめします
キャンプで使う石油ストーブはカートリッジタイプではなく、タンク一体型がおすすめ。
さらに、耐震自動消火装置がついているものは、タンクからの灯油の流れを機械的にシャットするので、車で運搬する程度では漏れません。
このタイプで、キャンプに適した石油ストーブとしては
- フジカハイペット(冬キャンプの王様)
- アルパカ(韓国製のオシャレなモデル)
- トヨトミ レインボウ(ランタン型で超かわいい)
が有名。ただし、アルパカの古いモデルは耐震自動消火装置が付いていないので要注意です。
これらのストーブはテント内におすすめの石油ストーブ ランキングベスト5【2020年版】で詳細に紹介していますので、よかったらどうぞ。
僕は、トヨトミ レインボウ↓の愛好家ですが、満タンにして車で運搬しても、これまで一度も漏れたことはありません。

トヨトミ レインボウの仕様の詳細はここ↓を参照してね。
キャンプの石油ストーブを車で運搬するノウハウ|②もし漏れても大丈夫なバッグに包む
上記①を守っていただければ、漏れることはないと思いますが、もし漏れたら、不安全というだけではなく、車内が汚れちゃいます。
アルパカなど専用ケースがついているものもありますが、僕の絶対おすすめなのがこれ。
車の運搬には、コールマン アウトドア ドライバッグが完璧です
最初は他のケースに入れていたのですが、コールマン アウトドア ドライバッグに変えて、漏れの心配が完全になくなりました。
ストーブ使わない夏場のキャンプでも大活躍。
車に畳んで積んでおけば、雨が降った場合は、大型テントやカッパとかなんでも投げ入れて、車内を濡らさないようにできます。
こんな商品↓ね。値段も手ごろだし、絶対おすすめしたい商品です。
車で運搬する際に、倒れないようにしっかり固定
なお、僕の運搬状態を参考に載せておきますが、倒れないようにしっかり固定しましょう。

一体型タンクの石油ストーブといえども、倒れたら、漏れちゃいます。
コールマン アウトドア ドライバッグに入れておけばそんな場合でも車内は汚れません。
キャンプの石油ストーブを車で運搬するノウハウ|③予備タンクはポリタンクじゃない方がいい
ポリタンクは車内で臭い
上記①②で石油ストーブの運搬は完璧ですが、意外な落とし穴が予備タンクの種類。
1泊程度だと予備タンクは不要ですが、2泊以上だと、予備タンクが欲しい。
なので、最初はこんな↓10Lのポリタンクを持参してました。

でも、車内に長く置いておくと灯油の臭いが充満。
最初は石油ストーブから臭ってくるのかと思っていたら、原因はポリタンクでした。
ガソリン携行缶なら完璧
試行錯誤し、完全密封ならこれという事で、こんな「ガソリン携行缶(赤いやつ)」にチェンジ。

5Lタンクにしたので、車載も楽で、臭いゼロ。
石油ストーブを満タンにしておけば、予備の灯油と合わせて、3~4泊の冬キャンが可能になりました。
ガソリン携行缶にはいろんな種類があるのでここ↓をどうぞ。
まとめ
以上、キャンプの石油ストーブを車で運搬する3つのノウハウを紹介しましたが、いかがでしたか?
分かってしまえば簡単ですが、ここに至るまでいろいろ試行錯誤しましたので、是非、参考にしてください。
では、石油ストーブでヌクヌクの冬キャンを楽しんでくださいね。