
こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
御嶽山の五の池小屋、一度は行ってみたい山小屋で有名。
でもその反面、なかなか予約が取れにくいことでも有名ですよね?
しかし、実際に泊まってみると、予約が取れにくい理由が納得できましたので、紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
五の池小屋とは?
ロケーション

五の池小屋は御嶽山 山頂 剣ヶ峰(3067m)の北方約2kmにある山小屋(標高2797m)。
こんな↓オシャレな山小屋です。

小屋の目の前からは五の池と摩利支天山がこんな↓感じで見えます。

小屋から1分ほど歩くと四の池もバッチリ。

御嶽山へのに登るにはいろんなルートありますが、詳細は御嶽山巡礼登山!御嶽ロープウエイから一時規制解除の剣ヶ峰へ(2019.7.29)【2023年7月時点最新情報付き】で紹介していますので、ここでは五の池小屋に焦点を絞って紹介しますね。
ここをゴールにしても良い宿らしい
五の池小屋のホームページをみるとこんな↓記述がっ。
頂上に登らなくても、山小屋がゴールで良いのでは?
そんな山での新しい楽しみ方を提案しています!
引用元: 五の池小屋 HP
五の池小屋から剣ヶ峰までゆっくり歩いても約3時間。
なのに、山小屋がゴールで良いのでは?って不思議だとおもいませんか?
でも、実際に泊まってみると納得(^^;;
実際に行ってみると予約が取れにくい理由が納得できる
山友に聞いても、ネットで調べてみても、みなさん予約が取れにくいって言われます。
でも、これも、実際に泊まってみると納得!
その理由はこれ↓
- 絶景テラスが最高
- 絶景ラウンジも最高
- 薪ストーブのピザ・アップルパイが最高
- アットホームな食事も最高
- 就寝スペースも最高
- 余談ですがトイレの匂いがゼロ!
次に、一つづつ写真を交えて紹介します。
数ヶ月前に予約して泊まったのに、当日は秋晴れの快晴(晴れ男?)。
- 宿泊日:2023年9月29日(満室)
- 料金:14000円
- 天候:快晴
- 風:ほとんどなし(ただし、翌日の早朝は強風)
- 気温:登り時は汗ばむほどだが、夜は当然冷える
- 紅葉:猛暑の影響か、女人堂付近で紅葉始まる程度
絶景テラスが最高すぎる
絶景テラスから見える夕陽が最高
五の池小屋の魅力はなんといっても絶景テラス。
特に、テラスに座って見る夕日は圧巻でした。

おしゃれなランタンと夕日のコラボもいいっすね。

こんな絶景がテラスに座ってみれるだけで十分ですが、なんと3種類のテラスがっ。
- ぱんだテラス
- パラソルテラス
- たたみテラス
次に一つづつ簡単に紹介しますね。
ぱんだテラス

小屋の前にある約20mのカウンターテラス。
摩利支天山が目の前にあるだけじゃなく、夕日もバッチリで、のんびり一息つけます。
パラソルテラス

まるで、ホテルのプールサイドにあるような白いパラソルと足を伸ばせるリクライニングチェア。
3000m級の山の上にある山小屋とは思えないですよね〜
たたみテラス

まさかと思いましたが、たたみ9畳分の広々としたたたみスペースも。
昼間はこんな↓感じで靴を脱いで生ビールが飲めて最高。
もぉ、笑ってしまいますよね〜

当日は満室だった割には、意外にテラス周りは空いてました〜
テラスからは夕陽が最高ですが、テラスから1分ほどのところから最高の朝日も拝めます
絶景ラウンジも最高すぎる
外のテラスもいいですが、小屋内にある薪ストーブ付きのラウンジ↓も最高。

広さはさほど大きくないですが、目の前の大きなガラス越しに摩利支天山がバッチリ。

薪ストーブのピザ・アップルパイも最高すぎる
小屋内には雲上の薪ストーブカフェ ぱんだ屋↓があります。

特に薪ストーブで焼くピザ・アップルパイが最高。
下の写真はアップルパイを焼いているシーンね(数分で焼けてました)。

当日は満室でピザの注文が多すぎたこともあり、店主さんのサービスで全客に1/4カットのピザが振舞われました(感謝)。
さすが、薪ストーブで焼いてることもあり、美味しかったです(下の写真は撮り忘れたので、借用させていただきました)。

アップルパイは食べませんでしたが、隣のお客さんが食べてたのをお願いして撮らせていただきました(笑)。

アットホームな食事も最高
食事はぱんだ屋前のたたみスペースでリラックスして食べれます。
当日は満室でしたが、時間を区切ってあるので、混雑した感じはなかったです。

夕食は山小屋の食事と思えないようなオシャレな感じでした(これも写真撮り忘れたので借用^^;)

就寝スペースも最高

就寝スペースは1階はこんな↓感じで2段ベッド(個人スペースはパーティションで区切られてました)。

僕たちは新館の2階だったのでオシャレなログハウス風の部屋。
ここも、個人スペースはパーティションで区切られてましたね。
僕はなぜか上座の最高の場所で寝れたです。

いつもは1人用テントで寝ている身としては五つ星ホテルに泊まった気分で、もぉテント泊に戻れそうにありません(笑)
余談ですがトイレの匂いがゼロ!

普通、山小屋のトイレって消臭剤の匂いがきついですよね(僕はテント泊が多いので知らないだけかもしれませんが)。
なのに、五の池小屋のトイレ、不思議にトイレの匂いが全くしなかったんですよね〜
宿泊人数に対して数が少ないような気もしましたが、それ以上にトイレの匂いがないことに感動したです。
ホワイトボードに書いてある天気予報の絵にもほっこり。
まとめ
以上、五の池小屋の予約が取れにくい理由は実際に泊まると納得できたので、写真も交えて紹介しましたが、いかがでしたか?
天気が良かったことも幸いでしたが、予約が取れにくい理由に”ガッテン”したです。
今度は、五の池小屋を最終ゴールにしてでも、ぜひぜひ行きたいと思います。