雨の中でも車内を濡らさないテント撤収のキャンプ技
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こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

皆さん、雨の中のキャンプの撤収ってどうやってますか?特にテントの撤収はうっとうしいですよね。

ここでは、キャンプ歴30年の僕の経験を元に、雨の中でも車内を濡らさないテント撤収のキャンプ技を紹介します。

やや、独断と偏見も入っていますが、参考になればうれしいです。


この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~
この記事を書いている人
九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。

2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。

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そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。





キャンプの撤収は最終日の前日から始まっている

キャンプの撤収っていうと、最終日を想像するかと思いますが、実はキャンプの撤収は最終日の前日から既に始まっています。

そのポイントを2つ紹介しますね。

タープは車に積み込みやすい位置に移動しておく

タープは車に積み込みやすい位置に移動
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キャンプではテントの他にタープを張っている方も多いと思います。

最終日に雨がふりそうだなって思ったら、前日にタープを車に積み込みやすい位置に移動させておくことをおすすめします。

当日に車を寄せればいいので、タープを車にぴったりくっつける必要はありません。

これ、意外に盲点。

雨撤収で一番大事なのはキャンプ場選び

  • サイトは車を横付けできる”オートサイト”を選んで下さい
  • サイトと車が遠いフリーサイトは、やめた方がよい

最終日に使わない荷物は前日の晩に撤収

撤収日には使わないもの
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例えば、焚火台や大型ランタンは撤収日には使わないですよね。

そんな、使わないものは、極力、雨の降っていない前日に車に撤収しておくとよいです。

これをやっておくだけで、雨の中の撤収のストレスを緩和できますよ。

前の晩に撤収しておきたいもの

  • 焚火台、余った炭
  • 大型のランタン
  • 予備のテーブルや椅子
  • 着替えなど
  • 最終日に使わない食料・調理器具 など

では、雨の中でも車内を濡らさないテント撤収の小技を、順をおって紹介します

Step1:テント・タープを残し、荷物を全て車に積み込む

車に荷物を積み込む
出典:いらすとや

荷物の整理は、大型テントならテント内、大型タープがあればタープの下でやれば、濡れません。

手順はこんな↓感じ。

  1. 荷物を整理し終わったら、積む順番をシミュレーション
  2. 車をタープに横付け
  3. スマホで雨雲レーダーを確認して、小雨の時を待つ
  4. 小雨を狙って、一気に積む

タープが横付けできなくて、車内を濡らしたくない時は、こんな↓カーサイドタープもいいかも。

ロゴス(LOGOS) neos Link Panel
created by Rinker

残りはテントとタープだけ。ここで一休みしましょう。

Step2:家族をセンターハウスに避難させ、レインウエアーを着こむ【ポイント】

レインウエアーを着こむ
出典:いらすとや

雨の中でテント・タープの撤収は傘を差した状態はできないので、レインウエアーが必須

なので、レインウエアー部隊(我が家は僕だけ)以外は、センターハウスで雨宿りしてもらっていた方が無難です。

後は、レインウエアーを着て、いざ出陣。

レインウエアーにはコンパクトな登山用レインウエアーが絶対おすすめ。

最近はこんな↓安価な登山用レインウエアーもあります。

登山用レインウエアー
created by Rinker

Step3:雨の中を楽しみながらテント・タープをたたむ

雨の中の撤収を楽しむ
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ここで、一番大事なことは、雨の中のテント・タープの撤収を楽しむこと

『雨は嫌だなぁ~』って思いながら作業するのと、『気持ちいい雨だなぁ~』って思いながら作業するのは大違い。

レインウエアーさえあれば濡れませんし、カエルの気分になって雨の中の撤収を楽しんでください

僕も最初は嫌でしたが、雨の中の登山を楽しむようになって雨の中のテントの撤収は苦にならなくなりましたよ。

チャットでご相談。山キャン情報室では、「○○な情報も知りたい」など、読者様のご質問やご相談に、お答えしています。

Step4:濡れたテント・タープの車への積み込み【ポイント】

濡れたテント・タープって、車内では大敵。

そんな時の小技を2つ紹介します。

小技1:テント・タープは車内に積まない方がいい

テントは車内に積まない方がいい
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雨で濡れたテント・タープは、車に積むと水が出てきて車内が水浸しになることも。

なので、可能な限りテント・タープは車内に積まないようにしておくと便利

そんな、アイテムがルーフボックス。これなら、車内へ持ち込まなくて済みます。

スーリーレンジャー90に荷物を詰める2
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僕は、キャンプ専用として取り外しが可能な、ソフトルーフボックスを使ってます。

こんな↓感じで、ルーフの中に、テント・タープを収納してます。

スーリーレンジャー90
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スペック詳細はここ↓。

詳細はスーリー レンジャー90はキャンプの相棒!折りたたみ可能で積載量もバッチリ!で紹介しています。

小技2:車内に積む場合はコールマンアウトドアバッグがおすすめ

ルーフボックスまでつけたくない方には、コールマンアウトドアバッグがおすすめです。

こんな↓バッグです。

冬キャンプの便利グッズ(コールマン アウトドア ドライバッグ)
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小柄な大人なら、中に入れるぐらいの大型のドライバッグ。

普通は石油ストーブの運搬に使ってますが、大型テントでも入りますよ。

アウトドア防水バッグとトヨトミレインボウ
My camera(アウトドア防水バッグとトヨトミレインボウ)

詳細スペックはここ↓。

コールマン アウトドア ドライバッグ

詳細はキャンプで使う石油ストーブを車で運ぶ3つのノウハウで紹介しています。

Step5:シャワーを浴びてリフレッシュ

シャワーを浴びる
出典:いらすとや

以上で、撤収作業は完了ですが、レインウエアーを着て撤収作業すると、汗だくになっちゃいます。

なので、車を運転する前にセンターハウスのコインシャワーで汗を流せばすっきり

200円程度でリフレッシュできて、最高ですよ。

まとめ

以上、雨の中でも車内を濡らさないテント撤収のキャンプ技を紹介しましたが、いかがでしたか?

やや、独断と偏見の部分もありますが、参考になれば、うれしいです。

ポイントは『雨の中の撤収を楽しむ』ことです。