こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
最近、ブームになりつつある冬キャンプ。
冬は寒いですが、虫はいないし、空いてるし、星はきれいで、テント内に石油ストーブあれば、快適ですよね。
でも、いろんな石油ストーブが紹介されているけど、どれを買えばいいのか迷いませんか?
ここでは、僕の実体験もふまえ、テント内におすすめの石油ストーブ を独自にランキングし、そのベスト5について紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
テント内におすすめの石油ストーブのランキング方法
ここでは、購入する前に考慮したい以下の5つのポイントを独自に採点し、上の様なグラフを使ってランキングしました。
①暖かさ
暖かさを表す指標には「kcal」「kw」がありますが、ここでは「kw」で比較。”対流式”と”反射式”の2タイプあり、”対流式”よりも、横にも熱が伝わる”反射式”の方が暖かく感じるなどの違いも考慮。
②燃焼時間/タンク容量
タンク容量が大きくなると、移動させるにも重たいってこともあり、「燃焼時間÷タンク容量」で評価。でも、キャンプでは給油する手間も一つの儀式として楽しみと考えたら、問題ないかもしれません。
③サイズ/重さ
特に、高さは、車内で他の荷物を上に積むことを考えると、低いほうがいいですよね。
④デザイン(インスタ映え)
キャンプは楽しむもので、デザイン抜きでは語れません。定番のデザインではなく、インスタ映えするデザインのストーブもたくさんあります。
⑤価格
価格は、言うまでもなく、重要ポイント。商品によっては、特別セールなどで安くなるタイミングもあり、要チェック!
では、第一位の発表~です!
1位:フジカハイペット
1位は”冬キャンプ=フジカハイペット”と言われるフジカハイペット。
評価も価格を除いて満点で、注文生産でしっかり作りこんでます。デザインもシンプルで、これぞ”フジカハイペット”という威風が漂ってます。
おすすめは反射板・整流リング付きですが、整流リングはテント内でしか使わない方には不要と思います。
反射板を付けると、前方が暖かいので体感温度が違いますし、後方には熱が伝わらないので、テント内で比較的 隅の方におけるメリットも。
僕の思う唯一の欠点は”火力調整ができない”って事。つまみはあるのですが、火力調整用ではなく、燃焼状態を調整するためのものらしいです。
スペック
- 暖かさ:2.5kw
- 燃焼時間/タンク容量:約10~12時間/3.6L
- サイズ/重さ:幅310×奥行310×高さ432㎜/5.7kg
- インスタ映え:定番のスタイルだが、これぞハイペット!
- 価格:\41,250(反射板・整流リング付き、フジカHP調べ)
主なクチコミ
寒ければ寒いほどフジカハイペットの虜になっちゃいます。
幕を閉じてフジカハイペットの前に座るともうお尻に根っこが生えちゃってます。
一番感動したのが臭いの少ないこと。下の子が臭いに敏感で、幕内で使用した場合どれくらい臭いがあるか心配でしたが、本人も筆者自身も全く気になりませんでした!
注文方法は電話のみ。納期も時期によりますが、ハイシーズンなら3〜4ヶ月待ちが当たり前なんて話も。
実際、筆者は11月終わり頃に注文して1月30日に届いたのでちょうど2ヶ月でした(最初は2月の中旬から下旬と伝えられましたが納期が早まりました)。
いつ届くか予測できす、カード払いは不可なので現金を必ず用意しておきましょう。
クチコミにあるように、注文生産なので、ネットショップでは販売されていません。
このサイトをみて、直接、電話注文してください。人気の逸品で生産が間に合わない場合もあり、早めの注文が必須。
納期が間に合わない方へレンタルもあります。
2位:アルパカ
アルパカの長所は”暖かさ”と”価格”。
暖かさは抜群で、専用のキャリングケース付きでこの価格は大きな魅力。
古いモデルは反射板付きがあったようですが、最近は反射板付きのモデルはなく、DIYで付けている方が多いです。
また古いモデルでは自動消火してくれる安全装置が付いていない事が短所だったのですが、安全装置付きのモデルが追加されました。
スペック
- 暖かさ:3.84kw(公称)
- 燃焼時間/タンク容量:約15時間/6L
- サイズ/重さ:幅323×奥行323×高さ450㎜/6.4kg
- インスタ映え:フジカハイペット似
- 価格:¥24,000(ネット調べ)
クチコミ
アルパカはキャンプで人気のあるフジカハイペット(以下、フジカ)よりも出力が高く、ogawaアポロンやSnowPeakトルテュなど中型2ルームテントにピッタリ。
という高評価のある反面、信頼性ではこんな一面も
アルパカは韓国製。フジカや武井バーナーのようなジャパンクオリティは期待しないほうが幸せになれます。燃料タンクの残量メーター、いい加減です・・・・
・・・・・ただ、悪い面も含めて、気に入ってるので、次も買います。
ネットショップで売っていたり・売っていなかったり、やや不安定ですが、ここの代理店を通して買えば間違いないでしょう。
3位:トヨトミ レインボウ
暖かさという面ではやや劣りますが、なんといってもデザインの可愛さはNo.1。
僕はこれを愛用してますが、インナー付きのオガワ ピルツ15で使っていることもあり、真冬でも暑いぐらいです。
暑い時は、火力を弱めることも問題なくできるので、なくてはならない存在。可愛いので、自宅リビングでも使ってます。
使用レポートはキャンプの石油ストーブ ならトヨトミ レインボーストーブ!愛用者が実感した5つのいい所で紹介しています。
スペック
- 暖かさ:1.25~2.5kW
- 燃焼時間/タンク容量:約10~20時間/4.9L
- サイズ/重さ:幅388×奥行388×高さ485.7mm/6.2kg
- インスタ映え:ランタン型でかわいく、インスタ映え間違いなし
- 価格:¥24,954(amazon調べ)
クチコミ
デザインの高評価がある反面、やや、テントとの組み合わせで、暖かさに難点も。
キャンプでの使用です。サーカスTCを使ってますが、幕内暖かいですね(関東10月頃)。夜は結構明るいのでランタンとしても優秀です。なんと言ってもデザインが◎あとは信頼のトヨトミが購入の決めてでした。
秋も深まり、キャンプでの暖をとるためにこの商品を購入しました。気温10度前後、無風、曇りでツールームテントのリビングに設置しました。点火から20分後には、薄手の長袖シャツと薄手のパーカーで過ごせるくらいに、テント内部が暖まりました。
キャンプでかわいいストーブが欲しくて購入しました。かわいい、ワンタッチ、消した時それほど臭くない、そして・・真冬はあんまり暖かくはない!ガチで暖をとりたけりゃ、ダルマストーブ買いな!!と・・・・でも、最高です!
詳細の仕様はココ↓を確認してくださいね。
4位:スノーピーク タクード
暖かさ主体のストーブというより、高さが料理に最適の34cmで、料理と両面使いできる暖房器具
スノーピークのテーブルとの組み合わせも可能で、いろんな用途に使える可愛いストーブ。可愛くないのが値段で、さすがスノーピークは強気。
スペック
- 暖かさ:2.15kw
- 燃焼時間/タンク容量:約15時間/3.1L
- サイズ/重さ:幅380×奥行380×高さ340mm/6kg
- インスタ映え:スノピブランドとして問題なし
- 価格:¥43,780(amazon調べ)
クチコミ
暖房はおまけと思ってもらった方が良いかもしれません。
勘違いをしてはいけないのですが、これはストーブではなくコンロです。黒いカバーがあって、ストーブのように炎の放射熱で周囲を暖めるような仕組みにはなっていないです。
とはいえ、灯油を燃やす訳ですから、もちろんおまけで暖房効果もあります。
5位:センゴクアラジン
石油ストーブじゃありませんが、堂々の5位。センゴクアラジンの最大の特徴は、燃料がカセットガス。
なので、給油などの手間がいらず、カセットコンロの様にカセットを装着して、パッチっとつければ終わり!
難点は暖かさと燃焼時間ですが、比較的小さいテント内や春秋に使うことを前提とすれば、買いです。老舗のアラジンならではの超かわいいデザインで、収納袋もかわいくて、インスタ映えは申し分なしですね。
スペック
- 暖かさ:0.8~:2.0kw
- 燃焼時間/タンク容量:100分~260分/石油不要
- サイズ/重さ:幅32×奥行33.5×高さ39cm/5.7kg
- インスタ映え:老舗メーカのアラジンスタイルで、インスタ映え間違いなし
- 価格:¥24,828(amazon調べ)
クチコミ
キャンプで使用しました。思ったよりも 重い…上部のみが暖かく 足元の暖は取れない感じ… ガスの消耗も 覚悟が必要。
それでも 買って良かったと思えるのは この温かみのある可愛らしいデザインや色合い⤴︎
アラジンは、流石のアラジン。キャンプで、かわいいもプラス。ボンベで、手軽、だけど暖っかい
カセットガスの設置方法はココ↓を参照してくださいね。
まとめ
以上、テント内におすすめの石油ストーブ を独自にランキングし、そのベスト5について紹介しましたが、いかがでしたか?
冬キャンプはハイシーズンの夏では判らなかった魅力がたくさんあります。
夜中に空を見上げたら、流れ星をいくつも見つけれるかもしれません。