
こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
冬キャンプで寝る時ってシュラフにもぐりこんでも寒いですよね。
そんな時の大きな味方になるのが、『湯たんぽ』。
でも、雪山登山のテント泊と電源付きサイトのオートキャンプではキャンプスタイルが全く違うので、どんな湯たんぽがいいのか悩みどころ。
ここでは、冬キャンプの湯たんぽを検討している方に、『ペットボトル湯たんぽ』から『ダイソー』までキャンプスタイル別に紹介します。
先ずは、雪山登山のテント泊から紹介しますが、オートキャンパーの方にも参考になるかと。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
雪山登山の冬キャンプで活躍する『ペットボトル湯たんぽ』

雪山登山のテント泊は、なんといっても軽量化が第一なので、湯たんぽを持参するのは、遠慮したい所。
そんな時に大活躍するのが、登山中の飲料用に使う『ペットボトル』。
テント周りの新鮮な雪をバーナーで溶かしてペットボトルに入れるだけで『ペットボトル湯たんぽ』の出来上がり。
僕は冬のオートキャンプでも時々やってますが、手軽で重宝します。
原理は簡単ですが、こんな↓注意点があります。
注意点1:熱湯はNG

熱湯を入れるとペットボトルがふにゃふにゃになってしますので、温度は60度程度が必須。
朝方になるとやや冷めてきますが、60度前後でも寝る時はポカポカです。
満タンにしないことも重要
注意点2:ペットボトルは炭酸飲料用か角型が必須
最近、良く売られている、丸型の薄肉ペットボトルは60度前後でもふやけてくるので、おすすめできません。
まぁ、破れることは無いようですが、安全を考えて、炭酸飲料用か角型を使ってください。

注意点3:お湯を入れる『じょうご』を忘れないように

意外に忘れがちなので『じょうご』。
これなしでは、ペットボトルに入れる際にテント内が水浸しになる可能性ありです。
じょうごは小型のもので十分(100均で売ってます)
注意点4:低温やけどに注意
裸のペットボトルのままシュラフに入れると、低温やけどになるので、必ず、カバーに入れて下さい。
そんな時に大活躍するのが登山用の靴下。
こんな感じ↓で入れておけば、翌日の朝に靴下履く時も暖かい(熱すぎる時は、両方で包むこともできますよね)。

注意点5:ナルゲンボトルがあればもっといい
ペットボトルがないときは、ナルゲンボトルで代用可能。っていうか、本当はこっちの方が耐熱性もありおすすめ。

ナルゲンボトルのスペックはこんな↓サイトに出ています。
登山・オートキャンプ両方の冬キャンプで活躍する『ダイソーの湯たんぽ』
涸沢など紅葉登山のテント泊や冬のオートキャンプなどのお伴には『ダイソーの湯たんぽ』がおすすめ。
ほっこりキャンプの時は、『ペットボトル湯たんぽ』では、ちょっとワイルドすぎますもんね。
僕は、こんなダイソーの湯たんぽを使ってます(300円だったような)。

コンパクトなので登山にも十分使えますし、オートキャンプでもかさばらなくていいですよ。
このタイプは、お湯を入れる時の『じょうご』必須ですのでお忘れなく。

専用カバーに包んで、出来上がり。

300円で『ペットボトル湯たんぽ』では味わえない、ほっこりした気分が味わえます。
ストーブ持ち込みの冬キャンプにピッタリの『マルカの湯たんぽ』

お湯を沸かして湯たんぽに入れるのが面倒だって方には、昔ながらの『マルカの湯たんぽ』がおすすめ。
水を入れて、こんな↓感じで、バーナーで直接暖めるだけ。

冬キャンプでストーブ持ち込んでる方は、ストーブに載せておくだけ。
これ、最高ですよね!
僕も、オートキャンプ用に購入検討中ですが、マルカのトタン湯たんぽが信頼性高くいいと思います。
マルカにはいろんなタイプがありますので、ここ↓を参考にしてください。
ストーブに載せる時は注ぎ口のキャップは必ず外しておいてください。
おしゃれな女子の冬キャンプにピッタリの『おしゃれな湯たんぽ』
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『トタン湯たんぽ』は武骨すぎっていう女子の方には、『おしゃれな湯たんぽ』があります。
例えば、こんな商品。
『ペットボトル湯たんぽ』とは大違いですよね(笑)。
変わり種としては、こんな長い湯たんぽもあり、身体に巻き付けたりして、全体が暖まっていいかもしれません。
他にも、たくさんありますので、調べてみて下さい。
まとめ
以上、冬キャンプの湯たんぽを検討している方に、『ペットボトル湯たんぽ』から『ダイソー』までキャンプスタイル別に紹介しましたが、いかがでしたか?
超ハードな『ペットボトル湯たんぽ』から、ゆるゆるの『ファンシー湯たんぽ』まで、いろんな種類ありますが、キャンプスタイルに合わせて選定すればよいかと思います。
では、湯たんぽ持参で、冬キャンプを楽しみましょう!