こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
このブログを読んでる方は、車中泊の荷物置き場に悩んでいるのでは?
僕も最初は悩んでましたが、悩めばいろんな知恵が出るもので、最近はほぼ落ち着いてきました。
ここでは、そんな車中泊の荷物置き場を確保する5つのテクニックを紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
車中泊の荷物置き場を確保する5つのテクニック
5つのテクニックと言っても、念力を使って荷物をしまうようなことじゃありません。
ちょっとした事前の準備で車中泊の荷物収納を楽にするテクニックです。
やや、独断と偏見もありますが、こんな↓感じです。
- 兼用として荷物を減らす
- 登山道具を有効に活用する
- 装備をDIY(自作)し収納をコンパクトにする
- 床下収納ができれば「荷物置き場」の世界が変わる
- 空間を無駄にしない
そんな5つのテクニックについて、僕の車(カングー)の例を挙げながら、次にひとつづつ紹介しますね。
テクニック❶ 兼用として荷物を減らす
装備を1つの目的だけに専用にすると、使わない時は邪魔になるだけですよね?
そんな場合の、一番有効なアイデアが、装備を2つの目的に使える様に兼用化する事。
考えると兼用化できるものはたくさんありますが、ここでは、僕が実施している3つの例を紹介します。
例1) クッションとシュラフを兼用
車内でくつろぐ時は、大型クッションが欲しいですよね。”座っている時の背もたれ”や”横になってスマホを触る時”など、クッションあれば快適。
でも、こんな↓問題が。
- 寝る時は、大型のクッションが邪魔
- 車内でくつろいでいる時は、シュラフが邪魔
そんな時にはクッションとシュラフを兼用すると、収納スペースが半分になります。
詳細は車中泊の腰痛を防ぐコンパクトな座椅子を自作で紹介していますので覗いてみて下さい。
例2)クーラーボックスと缶ビールホルダー付きテーブルを兼用
車中泊では、寝る前の缶ビールは必須(笑)。でも、缶ビールが倒れたら車内が水浸しに。
それを防止するためには、ホルダーが付いたテーブルが欲しいものですよね?
でも、それだけの為にホルダー付きのテーブルを追加するのも、使わない時は邪魔になるだけ。
そんな時には、缶ビールホルダーが付いたクーラーボックスだと、収納スペースが半分になります。
詳細は車中泊でおすすめのクーラーボックスを「車のサイズ」と「使い方」から紹介で紹介しています。
例3)枕と収納バッグを兼用
寝る時は枕が欲しい。携帯用の空気式の枕もありますが、寝る時にしか使わないので余分な装備ですよね?
そんな時は、収納バッグを枕にすれば一石二鳥。
そうやって使っている方も多いかと思いますが、こんな↓点に気を付ければ安眠間違いなし。
- サイズ:枕と兼用できる大きさを選ぶ
- 材質:布地を選ぶ(ビニールは滑りやすく、カシャカシャ音がして眠れないのでNG)
テクニック❷ 登山装備を有効に活用する
僕はテント泊登山も楽しんでますが、軽量化・省スペース化の登山装備が車中泊に応用できます。
ここでは、そんな装備を2つほど紹介します。
例1) 防寒着は登山用がコンパクト
冬に限らず、春秋でも夜は冷えるので車内で暖房していても防寒着は必須。でも、収納時は意外にかさばりますよね?
そんな時に大活躍するのが、登山装備。
”畳むと小さい”みかん”ぐらいのサイズになるウインドブレーカー”や”ダウンの上下”を装備しておけば鬼に金棒。
例2)調理道具はジェットボイルなど登山用がコンパクト
車中泊でちょっとした調理や暖かいコーヒーを飲みたいって方は、カセットガスコンロや鍋・やかんも装備しているかと思います。
これって、意外にかさばりませんか?
そんな方には、コッヘルとガスストーブが一体型になったジェットボイルがおすすめ。これ使うと手放せなくなりますよ。
詳細はジェットボイルでパスタ!ゆで汁まで使いきれる究極の山料理レシピで紹介していますので、是非読んでみて下さい。
テクニック❸ 装備をDIY(自作)してコンパクトにする
車中泊では必須となるシェード・網戸。
ネットでたくさん販売されていますが、使用時は快適でも、いざ収納しようと思うと、デカイってものが多くないですか?
そんな時は、自分仕様に合ったコンパクトなものを自作するのも有効。
ここでは、そんな装備を3つ紹介します。
例1) コンパクトに収納できるシェード
必須装備の代表格がシェード。
車種に合わせた専用シェードが沢山売ってますが、意外に収納時はかさばるので、自分仕様に合わせたシェードを自作してみてはいかがでしょうか?
僕は、やや断熱性は落ちますが、大満足してます。
詳細はマグネットで取り付ける車中泊用のサンシェードを自作で紹介していますので、覗いてみて下さい。
例2)コンパクトに収納できる網戸
夏の車中泊で必須となるのが、網戸。市販の汎用性のある網戸は沢山売ってますが、多いのが車外に付けるタイプ。
車外に付けるタイプだと、雨で濡れた網戸を車内に収納するのは結構嫌なものですよね。
僕は、そんな問題を解決するには、自作しかないって事で収納もコンパクトにできる網戸を自作しています。
詳細は車内側から簡単にセットできる車の網戸を自作したら車中泊が快適に!で紹介してます。
テクニック❹ 床下収納ができれば「荷物置き場」の世界が変わる
”床下収納”があれば、車中泊時に荷物をテキトーに床下に投げ込んでおけばいいので、是非お勧めしたいアイテム。
っていうか、個人的には必須だと思ってます。
例1) 床下を「荷物置き場」として使えるベッドキットを取り付ける
初期投資は必要ですが、これから長く車中泊を続けようと思われている方には是非お勧めします。
就寝時のリラックス度が高まる以上に、”床下収納”の魅力にハマルこと間違いなしです。
詳細はカングーにベッドキットを付けて車中泊仕様にDIYすると快適になった話で紹介しています。
例2)中身の見える100均のメッシュ付き収納バッグがいい
床下の荷物置き場で一番問題なのが、中に入れた荷物がどれだったかわからなくなること。
そんな時に役立つのが『100均のメッシュ付き収納バッグ』がおすすめ。
更に、上の写真の様に荷物の種類に応じて色分けしておくと便利です。
テクニック❺ 空間を無駄にしない
テクニックの最後に紹介したいことは『空間を無駄にしない』こと。
車内を見渡すと、「荷物置き場」はたくさんあります。
例1)前席廻りは大きな「荷物置き場」
車中泊時は前席廻りは使わないので、「荷物置き場」として使えますが、荷物をバラで置くと、床下に落ちたりしてパニックになることも。
僕は、その対策として、旅行で使うキャリーバッグを車中泊でも持参してます。
上の写真の様に、運転席・助手席のどちらにも置くことができるので超便利。
例2)後席ドアの隙間も「荷物置き場」に使える
意外に忘れがちなのが、後席ドアの隙間。
上の写真の様に、隙間サイズのトートバッグを挟み込んでおくと便利。
特に、上蓋付きのトートバッグだと、就寝スペースも広がり一石二鳥です。
まとめ
以上、車中泊の荷物置き場を確保する5つのテクニックを紹介しましたが、いかがでしたか?
知ってるよって事も多いかとも思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。