こんにちは、山キャン情報室 管理人 亀太郎です。
このブログを読んでいるあなたは、タブレットを車載したいけど熱対策に悩んでいるのでは?
僕もその一人で、純正のカーナビの代わりをiPadでやろうと思い、その熱対策に悩んでた一人です。
ここでは、車載するタブレットの熱対策として暑い夏場の車内でナビとして使える様に自作した話を紹介します。
愛車カングーベースに自作しましたが、他の車種にも考え方は通じると思いますので、参考に読んでみてください。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
車載するタブレットの熱対策が必要な理由
カングーはフランスの郵便車として使われていることもあり、ダッシュパネルの上にB5サイズの資料がピッタリ置けるスペースがあります。
このサイズとタブレット(ipad proの11インチモデル)のサイズがピッタリで、こんな↓感じ。
ここまでは、車を購入する前にチェックしていたので、純正ナビはつけませんでした。
タブレットの固定は、後述の自作日よけ(シェード)を付けたら安定感抜群で、急な上り坂で急発進テストでも問題なくそのまま置くだけ(笑)
シガーソケットからとると、配線がうっとうしいので、購入時にカーショップで購入したUSB端子をディーラに持ち込み、改造してもらいました。
こんな↓感じです。
ただ、ここで最大の問題が!
夏場に使うとタブレットに太陽光がビシビシあたり熱くなる( ; ; )
なので、タブレットの熱対策が必要ということになり自作したので、その手順を紹介します。
① ひよけ(シェード)の自作
タブレットの熱対策だけじゃなく、日が差している時は画面が日光で反射して見にくい。
なので、日よけ(シェード)を自作することにし、失敗を繰り返しながら1か月がかりでなんとか完成!
まずは、部品調達から。
部品調達
日よけにするとは思えない部品ばかりですが、こんなものを調達!
(1)フレキシブルまな板(費用:500円程度)
(2)0.3mmのステンレス板(費用:300円程度)
(3)ねじとドリルの歯(費用:500円程度)
次に、組み立てです。
組み立て
組み立ては簡単!
(1)フレキシブルまな板とステンレス版をこんな感じで合わせて、ドリルで穴を空けて、ねじで止めるだけ。
(2)ねじ止めした後に、ちょこっと曲げると、こんな形状になります
上の写真は試作1号で、最終品はこんな感じでまな板とステンレス版の間に隙間を空けて、夏場の熱対策として、熱が伝わりにくくしてあります。
今回の自作で一番苦労した大きなポイントです
(3)ひよけ(シェード)完成!
上から見たところ。屋根みたい(笑)。
車載方法
①充電ケーブルを付けたipad proをダッシュパネルの上に置きます。
赤枠の所は、磁石になっています。
②ipadケースのカバーをめくって、ケースの磁石の所と自作のシェードをパチッとくっつければオワリ。
これが完成形です!!!
使わない時は、カングーのセンターコンソールボックスの中にジャストフィットする設計になってます。
これで、直射日光は当たりにくくなるので熱対策は完了!
っと思いきや、真夏になると、まだまだ熱対策が必要なことが判明。
なので、空冷で冷やすことにしましたので、次に紹介します。
② 空冷装置の自作
空冷する装置も、いろいろと試してみましたが、最終的にはUSBファンで背面から空冷して熱対策することに。
(1)USBファンを購入して設置(費用:1500円程度)
(2)USBファンはこんな感じでおいて、夏場はipadを空冷して熱対策
風量を「中」にしておけばファンの音も全く気にならなかったです。
以上、ひよけ(シェード)と空冷装置の自作を紹介しましたが、この二つを組み合わせることで真夏もなんとか乗り切れています。
- 自宅でくつろぎながら行先設定をしたい
- 車中泊やキャンプで自由にテレビが見れる
- 純正ナビよりコスパがいい
- 純正ナビより画面が大きいので見やすい
- 最強のGoogle mapが使える
まとめ
以上、車載するタブレットの熱対策として暑い夏場の車内でナビとして使える様に自作した話を紹介しましたが、いかがでしたか?
日よけ(シェード)や空冷装置など、いろいろ悩まされましたが、楽しい作業でした。
同じ悩みを持っている方の参考になれば幸いです。