K2の難易度は?|死亡率26.7%の伝説級の難易度の理由を徹底解説
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こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

標高が世界第二位のK2。

山好きの人なら、誰でも知っていると思いますが、ここでは、K2の難易度として、死亡率26.7%にも達する伝説級の難易度の理由を解説します。





K2の難易度は?|死亡率26.8%の伝説級の難易度

K2に登る
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K2(ケーツー)は、パキスタンの最高峰でカラコルム山脈の最高峰

標高は8,611mで、エベレストに次ぐ世界第2位の高さ

2012年でK2の登頂に成功した人数はわずか306名。その時点のエベレスト登頂者数は5656人なので、エベレストに比べて17分の1程度の人数

さらに、K2の死亡率は26.8%で、登山した人の4人に1人は命を落としています。

K2の攻略の困難さを物語っていますよね。

祖の難易度から、K2について書かれた書籍でも「非情の山」と呼ばれたそうです。



K2の難易度は?|難易度が高い理由

K2は中国側(北側)からアプローチするのは困難なため、ほとんどの登山者はパキスタン側からアプローチ。

登頂の難しさでは世界最高峰のエベレスト(標高8848m)よりもはるかに上で、世界一登ることが難しい山とも言われ、その理由は以下の3点。

  1. アプローチの困難さ
  2. 気象条件
  3. 急峻な山容による雪崩、滑落の危険性

その理由を掘り下げてみると、こんな感じです。

①アプローチの困難さ

K2まで歩く
出典:西遊旅行HP

K2にたどり着くには、氷河を1週間ほどかけて歩く必要あり。

そのため、K2を登るには多くの日数が必要となり、短くても3ヶ月は必要となってきます。

その生活の中心となるベースキャンプの標高は富士山3776mよりも高い5000m付近。

頭がクラクラしそう(笑)。

②気象条件

5~9月が雨季に当たり、9月中旬ごろから翌年の4月まで強い風が吹き徐々に厳しい寒さに変わります。

標高7000メートルより上では風の強さが時速60キロメートルに達することも珍しくなく、最低気温はマイナス50度を下回ることも。

そのため、8000メートル級の山で冬季登頂が成功していない山は現在K2だけ

最近でも、2018年にポーランドの登山隊が冬季での登頂を目指しましたが、断念したとのこと。

③急峻な山容による雪崩、滑落の危険性

エベレストは1953年に初登頂が成功して以降、多くの人々がノウハウを蓄積して道を切り開いてきました。

一方、K2は一般的なルートでさえ、エベレストのバリエーションルートに匹敵するといわれています。

現在では、比較的安全と言われるルートも確保され、シェルパと呼ばれる経験豊かなガイドを付けることもでき、ガイドツアーもあるようです。


 

3つの理由を改めて考えてみても、「非情の山」ともいわれる伝説級の難易度がよくわかります。

K2の初登頂は映画化もされており、K2への登頂|「K2 初登頂の真実」として映画にもなった初登頂とその後の歴史で書いてますので、良かったらどうぞ。

最後に、参考としてK2の名前の由来を載せておきます。

K2の名前の由来

K2の「K」はカラコルムの「K」

K2という頭文字は「カラコルム山脈測量番号2号」を意味するそうです。

人里から遠く離れた奥地にあるため、19世紀末まではほとんど人々に存在を知られることもなく名前すら無し。

そのため、イギリス統治時代にインドの測量局が1856年からカラコルム山系の測量して、その中で、特に標高が高い山々にK1、 K2、 K3、,… と測量番号を付けたそうで、K2はその中のNo.2という番号をもらったという訳です。

その後、英探検家の名前をとって「ゴッドウィンオースティン山 」やチベット語系のバルティ語 で「大きい山」を意味する「チョゴリ」とも呼ばれたそうで、K2以外の山は新たに名前が付けられたが、K2だけは測量番号がそのまま山名に残ったそうです。




まとめ

以上、K2の難易度として、死亡率26.7%にも達する伝説級の難易度の理由を解説しましたが、いかがでしたか?

K2の難易度を知れば知るほど、人はなぜ山に登るんだろう、って思えてきます。

山に登る目的は人により異なるかとも思いますが、皆さんも、一度、自問自答してみたらよいかもしれません。

読んでいただきありがとうございます。