マッターホルンの難易度は?|ガイド同行の登山でも超ハードな北壁
出典:swiss-ex.com

こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

マッターホルンはスイスとイタリアの国境に聳える、標高4478mの鋭く尖った山。

世界中の誰でも知っている山といっても過言ではないかもしれませんし、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ」のイモトアヤコが2012年に登頂したことでも有名ですよね。

ここでは、「マッターホルンの難易度」に絞って調査しました。

まずは、マッターホルンの代名詞ともいえる”三大北壁”から紹介します。





マッターホルンの難易度は?|北壁はロッククライマー憧れの三大北壁の一つ

ヨーロッパアルプス三大北壁とは?

三大北壁
出典:Wikipedia

ヨーロッパアルプスの山で、北側の山並みが切り立っていて、巨大な壁になっている山容の山のことで、アイガー・グランドジョラス・マッターホルンの絶壁をヨーロッパアルプス三大北壁といいます。

なぜ、北壁が厳しいかというと、北側の斜面なので

  • 日照時間が少なく低温
  • 遮る物も無く吹き抜けの風との戦い

で、傾斜が激しいため壁にはほとんど雪が付着せず、そのまま下に落ちて氷河を作り出している厳しい山。

写真を見ても一目瞭然で、そこを登るのはロッククライミング、アイスクライミングをする方の憧れとなっています。

女性登山家の今井道子さんが世界で初めて三つとも完全登攀したことでも有名です。

マッターホルン登山の魅力

マッターホルンの山頂
出典:ameblo くまことくますけ

標高は4478mと富士山並みですが、富士山と違うところはそのピラミッド型の北壁の落差は1200m。

々と続く岩稜帯、薄い空気、夏でも岩と雪の世界など日本の山では体験できないようです。

ルートも日本の百名山の様に岩についている目印がなく、マッターホルンに精通したガイドなしでは相当厳しい山。

ただ、その厳しさがロッククライマーを引き付けるんでしょうね。

初登頂は?これまで何人ぐらい登頂しているの?

エドワード・ウィンパー
出典:Wikipedia

初登頂はエドワード・ウインパー(上の写真の方)で、150年以上前の1865年。

下山時に比較的平坦なコースを選択したのにも関わらず、ロープが切れて1000m以上滑落して多くの死亡者が出たのは有名な話。

詳細は、ここ↓でも紹介しています。
世界の有名登山家ランキング|世界の危険な山10座を初登頂したのは誰?(バインターブラックは誰が?)

マッターホルンで亡くなった登山者は、累計500名を越えており、今でも毎年のように日本人登山者の死亡事故があるようです。



マッターホルンの難易度は?|観光地としても有名だけど、そもそもどんな山?

マッターホルンの最も有名な登山コースは、スイスのツェルマット村にあります。

日本から多くの観光客やハイカーが押し寄せる、有名な村で、ここから見上げるマッターホルンは世界で最も美しい山の形をしているかも。

百聞は一見に如かずって事で代表的な。。。

赤く染まるマッターホルンのモルゲンロート

まるでロウソクの炎のように頂上から赤く染まって、美しさに声を失うようですね。

マッターホルンのモルゲンロート
出典:tabicoffret.com

逆さマッターホルン

リッフェルゼー湖の湖面に写るマッターホルンでここもハイキングコースで有名。

逆さマッターホルン
出典:tabicoffret.com

 

でも、山をやっていれば、誰でもあの頂に立ちたいと思うのでは??



マッターホルンの難易度は?|必要な体力と必要な技術

必要な体力

マッターホルン登山
出典:ameblo くまことくますけ

一番優しいと言われている、標高差1200mのヘルンリ岩稜ルートの場合で、必要な体力はこんな感じ。

  • 1時間に高低差300〜400mを、約4時間連続で登れるぐらいの体力
  • 往復で10時間以上の登下降をこなせるだけの体力
  • 3~4時間連続して歩き、5分の立ち休みでOKぐらいの体力

なんか、マラソン選手と100m短距離選手、両方の体力が必要のような。

必要な技術

マッターホルン登山
出典:ameblo くまことくますけ

ガイド付き前提でも、必要な技術は、こんな感じです。

  • 12本爪の本格的なアイゼンを使いこなせる
  • ピッケルワークも必須
  • 日本基準では、ロープによる確保を要す3級程度の岩場に対応できることが必須

ただ、傾斜の激しい北壁を除けば、経験のある登山者にとっては難しすぎることはない登頂のようです。

単独、ガイドなしの場合はロープワークはもちろん必須ですが、迷い安い箇所もあるため、ルートファインディング能力も必要。

やはり、ガイドさんに同行してもらった方が、いいでしょうね。

次にその、ガイド同行の場合の、注意点を紹介しますね




マッターホルンの難易度は?|ガイド同行の場合の注意点

マッターホルン登山
出典:ameblo くまことくますけ

現地でガイドを雇うという選択肢もありますが、日本からの募集ツアーで700,000〜850,000円程度。

ツアーは高額ですが、事前にいろんな情報を得れる事もあり、こんな↓プロの登山家のコメントも考慮すると、腕には過信しない方が良いかもしれません。

  • 個人で登る理由が金銭的なものであるなら中止するかお金を貯めてガイドを雇って下さい。自分達が危険なのはもちろん、周辺の登山者にも迷惑をかける事になりかねません
  • レベルの低い登山者がアタックをしないように、事前にチェック登山が行われます。
  • 現地ガイドは基本的に非常に厳しく、とにかく早く登って早く下りることに徹しています
  • 日本でいうと大キレットやジャンダルムは全く問題なく、スルスル登る岩場の技術とバランス感覚が必要ですが、ガイドと登る場合はロープワークの技術は必要ありません




まとめ

以上、マッターホルンの難易度に絞って調査した内容を紹介しましたが、いかがでしたか?

ガイド同行でも超ハードな北壁は山をやっている人なら誰でもあこがれる存在ですね。

誰でも、簡単には行けるところではありませんが、参考にしてください。

くまことくますけさんのブログ

登山風景の写真はブロ友の”くまことくますけ”さんの登山記録を使わさせていただきました。お二人は亀太郎と違い、真冬の剣岳をスイスイ登られる本格派。よかったら、ここ↓に詳しく書かれてますのでどうぞ。ちなみにガイドは現地の知り合いだそうです。