こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
このブログを見ているあなたは、「車中泊は好きだけど、腰痛がたまらん」って悩まされているんでは?
キャンピングカーならいざ知らず、普段使いをしている車での車中泊って、腰痛は意外に悩ましいですよね。
ここでは、そんな車中泊の腰痛を防ぐコンパクトな座椅子を自作したので紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
車中泊で腰痛はなぜ起こる?
車中泊で腰が痛くなる場面は、次の二つが考えられます。
- 就寝時
- くつろいでいる時
各々、何が原因で腰が痛くなるのか、考えてみました。
就寝時
3列シートのワンボックスカーのように、後席をフルフラットにしても完全に平面にはならない。
仮眠程度なら問題ないですが、長時間だと「腰がイテテ・・・」ってなる時も。
くつろいでいる時
車内で移動する際は中腰で動き回る必要もあり、座って長時間テレビを見ることも。
そんな時に「腰がイテテ・・・」ってなる。
『就寝時』はベッドキットで腰痛知らずとなりましたが、問題は『くつろいでいる時』。
そんな問題を解決すべく、コンパクトな座椅子の自作を思い立ったので、次に紹介します。
『登山用の座椅子』で代用してみたが失敗
車中泊といっても、すぐ寝るだけではもったいないですよね?
「自分だけの秘密基地」で、テレビを見ながら缶ビールをグッと飲む爽快さは最高。そんな時に、「腰がイテテ・・・」ってなったら最悪。
ならばと、まずは登山用の座椅子を代用できないかと考えた。
主に登山のテント泊で使う座椅子で、登山用のシュラフマットと組み合わせて使うため、収納時のサイズは超小型。
詳細はここ↓。
詳細は登山にチェアーっていらない?あると快適な”5つのシーン”でおすすめの軽量なチェアーで紹介しています
使わない時はコンパクトになるという利点はありますが、最大の欠点は登山用なので快適性がイマイチ。
何度か使ってみたけど、やっぱり長時間は無理だってことに。
でも、市販の座椅子は使わない時は邪魔になるし~
悩みましたが、ここで、車中泊の神様が降臨して自作に至りましたので、次に紹介します。
使わない時には超コンパクトになる座椅子を自作
背もたれは封筒型シュラフを使った超大型クッション
まず、座った時の背もたれを作ることにして、こんな↓ミッションを課しました。
- 身体をしっかりホールドする大型クッション化
- 寝る時は邪魔にならないこと
大きいけど邪魔にならないクッションという、相反するミッションを成立させたものがこれ↓。
封筒型シュラフと大型クッションカバーの組み合わせ
封筒型シュラフは昔オートキャンプで使っていたものを使ってます。詳細はここ↓。
大型クッションカバーはニトリなどでも売ってますが、こんな↓商品ね。
これを、車体後部の角に置くと、身体をしっかりホールドでき、背もたれとして最高でした。
こんな↓感じです。
寝る時はクッションカバーから、シュラフを取り出して、こんな↓感じで敷くので、当然、邪魔にはなりません。
座面は低反発クッション
腰痛対策の第二段は座面のホールドをアップすること。
ベッドキットがツルツルしてるので、座ってると結構滑るんです(^^;;
自作も考えましたが、最終的にはこんな↓低反発クッションで代用することに。
裏側に滑り止めが付いているので、ずるずると滑ることはありません。
完成形
背もたれと座面を組み合わせた完成形は、こんな↓感じです。
自作という程ではありませんけど、実際に車中泊で使ってみると想像以上に優秀で、腰痛知らずになりました。
なお、座面を使わず、背もたれだけで寝っ転がるのも、快適です~
まとめ
以上、車中泊の腰痛を防ぐコンパクトな座椅子を自作したので紹介しましたが、いかがでしたか?
今回はベッドキット装着車前提で紹介しましたが、皆さんの車中泊スタイルに合わせて、モディファイしてもらえれば良いかと。
「他にもこんないい腰痛対策があるよっ」って方、是非、情報交換したいので、問い合わせコーナーへお願いします。