こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
登山やキャンプで活躍するシェラカップ、使っている方は多いと思います。
登山の必須装備といってもいいかもしれませんが、実際に使うと、いい事ばかりではありません。
ここでは、登山でシェラカップの意外に便利な使い方を5つ紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
登山でシェラカップの意外に便利な使い方とは?
登山始めた頃から愛用しているシェラカップ。
お湯も沸かしてコーヒーを飲むだけじゃなく、雪渓の雪をシェラカップで掘り出して雪渓オンザロックとか。
色々なシーンで使えるシェラカップもいい事だけではなく欠点もあり、使い方を誤ると大変な事になることも!
次に、そんなシェラカップを使う上で、知っておくと意外に便利な5つの使い方とはこれ↓
- 飲む前の一呼吸【重要】
- 五徳に直置きはNG【重要】
- 冷めたら何度も温める
- オリジナル『目盛り』
- 持ち手が意外に邪魔
特に、1と2は守るべき重要ポイント。
では、一つづつ紹介しますね。
飲む前の一呼吸【重要】
シェラカップの最大の利点は直火でお湯が沸かせることですが、飲む際は最大の欠点になってしまうんです。
コーヒーを沸かして飲もうとしたら、『あっ、あっっ、あちぃ~』。
僕はこれで、最初の頃は何度も唇の皮を剝いちゃいました(泣)。
それを回避する小技がこれ↓。
ポイントは、沸かした直後は、カップを斜めにして飲み口ぎりぎりで10秒弱ぐらい保持すること。
これで、唇の皮が剥けることは無くなります。
五徳に直置きはNG【重要】
下の写真は、ご来光コーヒーを沸かしているシーン。
見てもわかる通り、シェラカップがコンパクトなので、ガスバーナーの五徳との相性が超悪い。
外ならいざ知らず、テント内でコーヒーやホットウイスキーをひっくり返したら、目も当てられません。
なので、シェラカップを五徳に直接乗せるのはやめた方がいい。
そんな問題を解決してくれたのが、『ユニフレーム バーナーパッドS』で、ひっくり返る心配はありません。
シェラカップ以外にもホイル焼きなどにも便利で、料理のレパートリーが増えますよ。
詳細スペックはここ↓。
冷めたら何度も温める
ホットウイスキーやコーヒーを作ったのに、ちょっと油断すると冷めちゃったっていう経験ありませんか?
シェラカップは熱伝導がいいのでお湯はすぐ湧きますが、逆に、速攻で冷めてしまいます。
そんな時は、弱火で何度も温めれば大丈夫。
面倒くさいかもしれませんが、直火OKのシェラカップの威力を発揮します。
オリジナル『目盛り』
シェラカップには、こんな感じで目盛り↓が付いているものありますよね?
これ、料理をしたり、直接シェラカップでご飯を炊いたりする際に便利。
種類によっては目盛りのないものもありますが、そんな時は、こんな↓感じで、目盛りを付ければ大丈夫。
シェラカップでご飯を炊いたりする際の、自分仕様に合ったオリジナルな目盛りもいいと思いませんか?
持ち手が意外に邪魔
最近のシェラカップはオートキャンプのオシャレアイテムにもなってますよね?
こんな↓感じで複数のシェラカップを持っている方も多いかと。
でも、登山の場合、パッキングする際にシェラカップの持ち手が邪魔に。
なので、ザックにパッキングするなら、こんな↓折りたたみの持ち手が便利。
まとめ
以上、登山でシェラカップの意外に便利な使い方を5つ紹介しましたがいかがでしたか?
特に、飲む前の一呼吸は唇の皮がむけないための重要ポイントですので、お忘れなきように。