こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
登山でトレッキングポールには賛否両論ありますが、テント泊で重い荷物を背負う事の多い僕は、必須装備となってます。
ただ、いろんなタイプがあり、どれを買えばいいのか迷うもの。
最初はアンチショック付きのポールを使ってましたが、ヘリノックス FL-120に買い替えて目から鱗。
ここでは、そんなトレッキングポール ヘリノックス 超軽量FL-120の5つの魅力を実体験から紹介します。
個人的な好みや偏見もあること、ご容赦ください
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
超軽量トレッキングポール ヘリノックス FL-120とは?
トレッキングポールは、本当に必要なのか?
そんな意見も多いですが、個人的にはテント泊登山の方や中高年の方には必須装備だと思っています。
そんなトレッキングポールも重さは機能・材質でマチマチで、標準モデルで200~250g/本、軽量モデルで150~200g/本。
50g違うだけでも、長い距離を歩くと僕の経験では疲れが全く違う。
ヘリノックス FL-120はそんなニーズに応えた超軽量モデルで、外観はこんな↓感じです。
僕の知っている範囲の伸縮式トレッキングポールの中では最軽量。
スペック概要はこんな↓感じ。
- 重量:310g(2本)
- カラー:メロンイエロー
- サイズ:80~120cm
- 収納サイズ:53.3cm
- 長さの調節方式:ツイストロック
モンベルが取り次ぎ店↓。
日帰り~1泊程度の登山やスピードハイク、ウォーキングなどに適した超軽量でコンパクトなPASSPORTシリーズ。ヘリノックスのポールの中で最も軽量なモデルです。ツイストロックを採用し、細かな長さ調節ができます。【3段継ぎ】
2023年6月現在の情報:モンベルに問い合わせたところモンベルでの取次は中止されているようです。ポール自体は発売しており別手段では購入できるので、ネットなどで調べてみてください。なお、部品はモンベルで販売しておりで故障対応は可能です。
次に、ヘリノックス FL-120を使って感じる5つの魅力について紹介しますね。
ヘリノックス FL-120の5つの魅力
以前は、アンチショック付きのアルミポールで登山をしてましたが、ヘリノックス FL-120に買い替えて、その快適さを実感。
特に、テント泊の時は無くてはならない存在に。その魅力を5つ紹介したいと思います。
❶伸縮式なのに抜群の軽さ(153g/本)
なんといっても、実重量で153gと軽い。
以前のポールに比べると、手に羽が生えたようで、羽ばたいて飛んで行ってしまいそうな(笑)。
『折りたたみ式』なら軽量タイプがありますが、僕の知っている限りでは『伸縮式』で最軽量。
- 岩場を三点支持で登る時:『折りたたみ式』は『伸縮式』より収納が面倒
- トレッキングポールなしで歩きたい時:『伸縮式』だとぶら下げて歩けるが、『折りたたみ式』は収納する必要あり
❷軽いのにグリップが長いので縦走時に楽
縦走の尾根歩きなどではアップダウンの繰り返しが多いですよね?そんな時には登りはストックを短く、下りはストックを長くしたいもの。
ヘリノックス FL-120は最軽量なポールなのにグリップが長いので、グリップをこんな↓感じで持ち変えて、瞬時にストックの長さを調整できます。
軽くてグリップの長いトレッキングポールは、なかなか見当たりません
なお、ストックの使い方は登山でトレッキングポールの使い方!持ち方を変えて楽に歩く5つの裏技を見てね。
❸軽いので片手で二本持ちが可能
上の写真は、上高地~横尾山荘間の林道ですが、そういう平坦地を長く歩いていると、時々一本ストックで歩きたい事ってありませんか?
そんな時に、ヘリノックス FL-120は軽いので、こんな↓感じで持てます。
手の中で安定しないように見えますが、グリップの摩擦もあるのか、不思議に問題なく二本持ちが可能です。
❹収縮時のコンパクト性が抜群
トレッキングポールは、収縮時の長さも重要な要素。
ヘリノックス FL-120は長さ53cmに収縮できるので、ザックのサイドポケットに入れても、違和感ありません。
特に、電車で山に行く時は重宝します。
収納性は『折りたたみ式』より劣るかなぁ~
❺構造がシンプルなので壊れにくい
個人的な見解ですが、標準的で実績のある『ツイストロック方式』が、壊れにくいと思います。
登山中に故障でもしたら大変ですもんね。
- 伸縮式(ツイストロック):最も構造がシンプル
- 伸縮式(カムロック):ワンタッチでロックできるが、構造が複雑
- 伸縮式(アンチショック付き):重い上、壊れやすい(昔、壊れた)
- 折りたたみ式:軽いが、構造が複雑なので心配
まとめ
以上、トレッキングポール ヘリノックス超軽量FL-120の5つの魅力を実体験から紹介しましたが、いかがでしたか?
個人的な好みや偏見もあり、ご賛同いただけない部分もあるかと思いますが、トレッキングポール選びの参考になれば幸いです。