登山でポテトチップスが膨らむ原理を徹底検証
出典 ameblo『山と暮らしの記録』

こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

登山でポテトチップスの袋をザックから取り出したらパンパンに膨らむって、経験したことありませんか?

ここでは、登山でポテトチップスが膨らむ原理を徹底検証したので、紹介します。





登山でポテトチップスが膨らむ原理|どれくらい膨らむの?

ポテトチップスって、どれくらい山頂でどれくらい膨らむのか、自分の写真をまさぐってみたけど、ありませんでした。

なので、アメブロのブロ友のバヤシさんが西穂高の独標で試した記事をご紹介させていただきます。

バヤシさんからは紹介の承諾もらってます。

こんな感じで膨らみます。

Before(自宅)

平地でのポテトチップス
出典 ameblo『山と暮らしの記録』

After(西尾独標)

西穂独標でのポテトチップス
出典 ameblo『山と暮らしの記録』

皆さんも、今度、山に登る時は、ポテトチップス実験やってみてください。

楽しそうですよね~

次に、登山でポテトチップスが膨らむ原理について、物理の法則から解説します。



登山でポテトチップスが膨らむ原理|物理の法則から解説

なぜ、パンパンになるのか?

みなさんご存じの通り、山では気圧が下がるからですよね~

それを、物理の法則で解説してみます。

標高が高くなるとどれくらい気圧が下がるのか?

大体ですが、標高が3000mまで高くなると1気圧から0.7気圧まで下がります

グラフで表すとこんな感じです。

ポテトチップス原理1
My picture

 

標高3000mではポテトチップスの袋はどんな感じになってるの?

平地で作られたポテトチップスの袋の中は1気圧なので、ポテトチップスの袋を丸としたら標高3000mではこんな関係になってます。

ポテトチップス原理2
My picture

 

ポテトチップスの袋にかかる力は、なんと100㎏以上

ちょこっと難しいですが1気圧とは1平方センチメータ当たり1㎏の力が作用しています。

なので、標高3000mではポテトチップスの袋には中側から1平方センチメータ当たり(1-0.7)=0.3㎏の力が作用することになります。

仮にポテトチップスの袋全体の表面積が400平方センチだとすると、0.3×400=120kg!

なんと、標高3000mでは袋の中から120kgの力で空気が出たいって言ってることになります。

ポテトチップス一つでこれだけ語るブログは少ないでしょうね~(単なる、アホですけど)

って、馬鹿な解説をしましたが、それをもとにした『登山でフリーズドライが膨らむ題を解消する超簡単なアイデア』について紹介します。




腸太郎腸太郎

ポテトチップスから物理まで発展するとは、ほんとアホですね~(笑)


亀太郎亀太郎

すみません、早く本題に入りますね~

登山でポテトチップスが膨らむ原理の応用|フリーズドライの場合

フリーズドライの山
My Camera

僕は、長期テント泊登山ではフリーズドライをたくさんセットにして持って行きます。

山でパンパンに膨れ上がっててザックから一度取り出すと、ザックに戻らなくて大変なことってありませんか?

それを解消するアイデアです。

①準備するもの

たったの二つです。

準備するもの

  • マチ針 1本
  • セロテープ

マチ針とセロテープ
My Camera

②ザックへのパッキング前に行うこと

手順は、

  1. マチ針で穴をフリーズドライの袋に穴開ける
  2. 開けた穴をセロテープでシールする
  3. ②の作業の時に、後からセロテープをはがせるように折り返しをつけておく

図解するとこんな感じです。

ポテトチップス袋パンパン問題の解決策
My Camera

③山頂に到着してザックを開けた際にすること

手順は、

  1. ザックからフリーズドライを取り出す
  2. セロテープをはがす→シューっと空気が抜けます
  3. はがしたセロテープを元に戻してシールすれば完了

この手順で、何度か長期縦走の時にやりましたが、『パンパン問題』は完全に解消しました。



まとめ

以上、登山でポテトチップスが膨らむ原理を徹底検証しましたがいかがでしたか?

ポテトチップスだと笑えますが、フリーズドライも山の現場では笑えないほど膨れ上がっちゃうので、長期縦走でフリーズドライをたくさん持参される方は、解消方法を実践してみればよいかと思います。