こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
みなさん、キャンプで使うバーナーは何を使ってますか?
形状はツーバーナー・シングルバーナー、燃料はガソリン・ガス・カセットガスなど多種多様で、バーナー全体で意外に収納にも苦労しませんか?
ここでは、シングルバーナーの風防付き五徳を自作したので、その内容を紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
自作に向けて立てたミッション
キャンプ初めた頃はキャンプの王道のコールマンツーバーナーガソリンコンロを使ってました。
これね↓(当時の写真がないのでインスタで失礼)
火力は申し分なく、冬でもバンバン使えて、不満点は一切なく、超お気に入りで使ってました。
ただ、サイズが大きいため持ち運びや車に収納するのも大変。
その後、シングルのガソリンバーナーも使っていたが、イマイチでコンパクト性に欠ける。
なので、今回はシンプルなシングルのガスバーナーにしようと決意し、こんな↓ミッションを立てました
- コンパクトで高性能なシングルガスバーナ
- 五徳は普段使っているキャンプ道具と共用
- 風防は簡単にアレンジが可能
このミッションを具現化すべく、自作したので、順をおって紹介します。
ガスバーナーの選定
登山者を中心に絶大な信頼を集めている、イワタニのPRIMUS バーナー。
その中でも不動の地位を誇る「PRIMUS 153ウルトラバーナー」。詳細スペックはここ↓
このスペックならキャンプでも十分だということで、同系統のこれ↓にしました。
PRIMUS Ultra Spider Stove
オシャレな専用ケース。
構造はPRIMUS 153ウルトラバーナーと同じです。
これなら、当然ですが登山でも使えますね~
詳細スペックはここ↓
ガスバーナーは決まったので、次は五徳の自作です。
スノピのグリルネットを五徳に変身させる
僕は30年近くキャンパー定番のスノーピークの焚き火台を使ってます。これね↓
焚き火台の詳細スペックはここ↓
その焚き火台を使ってサザエやイカを食べる時に必須なのが、焚き火台専用のグリルネット。これ↓
グリルネットの詳細スペックはここ↓
グリルネットはこんな感じで焚き火台にセットします。
グリルネットは焚き火しない時は使ってないので、これをガスストーブの五徳にすることにしました。
一石二鳥!
ただし、グリルネット単体では自立しない為、鉄板でステーを自作。
たったこれだけで、PRIMUS Ultra Spider Stoveを使ったバーナーセットが完成。
安定感も抜群で、PRIMUS Ultra Spider Stove専用の五徳みたいだと自画自賛してます。
次に、外で使う場合の必須となる風防の自作編を紹介します。
超コンパクトな風防を自作
最初は百均のグリルガードで十分かとも思ったのですが、オシャレじゃないので自作することに。
設計図を作って、ホームセンターに直行。
風防の部品
設計図通りの部品はなかったですが、こんな↓ステンレス板を見つけたので購入(結構、高価でした)。
後は、百均で強力マグネットを購入(100✖2円也)。
なんとたったこれだけで、風防に変わります。
風防の組み立て
原理は簡単。
ステンレス板を強力マグネットで挟んでパチンとつけるだけ
こんな感じね↓
ガスバーナーのホースが邪魔なので、こんな↓感じでカット
この自作風防はいろんなシーンで使えそう。
4面の完全風防モード(強風時)
3面の一部風防モード(料理時)
風防はたたむと厚さ4mm程度のノートサイズになり、超コンパクト。
次に、実際のキャンプで使ってみた感じを紹介します。
実戦に投入にしてみた
3面モードでお好み焼き
対面で食べる時は2面モードにもできて、アレンジは自由自在。
4面モードでコーヒータイム
強風時も全く問題なし。
ガスカートリッジは外に出ているので加熱の心配もなく、安心ですね~
まとめ
以上、シングルバーナーの風防付き五徳を自作した内容を紹介しましたが、いかがでしたか?
コールマンツーバーナーガソリンコンロに比べて、重さもサイズも10分の1程度にできました。
みなさんの、キャンプライフの参考にしてください。