ピルツ15の設営!一人でのんびりやっても30分かからない9つの手順
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こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

最近、はやりのワンポールテントは、オシャレでインスタ映えすることもあり、最近は、いろんなキャンプ場でもちょくちょく見かけますよね。

でも、ワンポールテントは設営が大変では?って声もよく聞かれます。

    5年ほど前から小川キャンパル”ピルツ15Ⅱ”を愛用していますが、僕も最初は設営に戸惑いましたが、長年使っていると設営のコツがわかってくるもの。

    ここでは、ピルツ15の設営に一人でのんびりやっても30分かからない9つの手順を紹介します。

    なお、ポイントは『へなちょこ』です(笑)


    この記事を書いている人
    登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~
    この記事を書いている人
    九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。

    2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。

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    そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。





    一人でピルツ15を設営する手順

    以前は、大型のツールームテントを持っていたのですが、夫婦二人で設営に時間がかかって、設営終わった時は、くたくたになってました。

    ピルツ15は、コツさえつかめば、一人でのんびりやっても設営に30分かかりません。

    百聞は一見に如かずってことで、設営方法を写真主体で順を追って説明します。

    手順1:グランドシートを敷いて、アウターシェルをその上にポイっと、のっけます

    風の強い時でもアウターシェルをのっければ飛びません

    グランドシートを敷く
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    手順2:グランドシートとアウターシェルをパチパチっと連結(8か所)

    グランドシートとアウターシェルをつけっぱなしにしている人はこの作業不要

    グランドシートとアウターシェルを連結
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    手順3:テントの位置と向き合わせ

    この状態で設営した位置を方向を合わせます

    後からの調整はできないので、ベストポジションを慎重に選んでください

    手順4:4か所をペグ打ち

    この時点で、ペグ打ちは4か所だけ【重要】

    その4か所も、後から打ち直す前提で、ピンと張らない事【重要】

    ペグ打ちも仮でOK

    4か所をペグ打ち
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    なぜ、4か所だけしかペグを打たないの?

    テントポールを一人で立ち上げる際に、8か所を固定すると、テントにテンションが掛かって、立ち上げにくいんです。やったことのある人なら、なんとなくわかるかと。

    手順5:センターポールを持ってごそごそと中に入ります

    夏は暑いですが、頑張りましょう(笑)

    センターポールをもって中へ入る
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    手順6:アウターシェルのトップにポールを差し込んでエイっと立ち上げ

    立ち上がった形はこんな↓”へなちょこ”で結構です【重要ポイント】

    センタポール立ち上げ
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    ワンポイントアドバイス

    • へなちょこでカッコ悪いですが、ピンと張っているとポールが立ちにくいので、”へなちょこ”がポイント
    • ただし、風の強い時はペグが抜ける可能性あるので、即座に手順7に移る事

    チャットでご相談。山キャン情報室では、「○○な情報も知りたい」など、読者様のご質問やご相談に、お答えしています。

    手順7:テントに張りが出るようにペグ打ち直して、残りの4か所もペグ打ち

    これをやると”へなちょこ”から”勇者”に変身

    8か所ペグ打ちしてテントに張りを付ける
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    ワンポイントアドバイス

    ・ペグ打ちは対角線上で少しずつ張っていきましょう

    ・ポールが真っすぐになっているか、よくチェックしてね

    手順8:張り綱を8か所付けて、ペグ打ち

    ー泊や弱風の時はしなくてもいいですが、海辺とか風が強くなる可能性もあるので、やった方がいいと思います。

    張り綱を8か所ペグ打ち
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    ワンポイントアドバイス

    ・張り綱もは対角線上で少しずつ張っていきましょう

    ・この時も、ポールが真っすぐになっているか、よくチェックしてね

    手順9:出入り口用ポールを2本ペグ打ち+小窓のひさし2か所ペグ打ち

    出入り口の設定
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    これで設営完了。

    設営時間は一人でノンビリやって30分かかりません

    なお、出入り口のひさしはいろんなアレンジができますが、雨以外はこんな感じが開放的かな。

    出入り口のアレンジ
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    設営後:夕陽を見ながらくつろぐだけ~~

    孫太郎の夕陽
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    一人でピルツ15を設営するためのパッキング方法

    一人で設営するには、一人で持ち運べるようにしておくことも重要なので、パッキング方法も簡単に説明しておきます。

    ピルツ15は8人用の大型テントなので、大きくて重たいですが、ばらして4つのセットにして持ち運べば大丈夫。

    セット1:アウター+グランドシート:11kg

    セット2:センターポール+出入り口用のポール:3.5kg

    セット3:ペグ+ロープ+ハンマー:3kg

    アウターシェルのセット
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    セット4:フルインナー:4.6kg(別売り)

    インナーシェル
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    もっとも重たいアウターとグランドシートのセット1で11kg。これって、意外に軽いと思いませんか?

    車での持ち運び方法はスーリー レンジャー90はキャンプの相棒!折りたたみ可能で積載量もバッチリ!で紹介しています

    ピルツ15Ⅱの詳細スペック

    • 重量:幕体/約11.0kg、ポール/約3.5kg
    • 素材:本体/ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、グランドシート/ポリエステル・210d(耐水圧1500mm)、ポール/スチール径32mm
    • パッキング:120×28×32cm
    • 付属品:張り出しポール、スチールピン、張綱、金づち、収納袋
    • 機能:テフロン加工、UVカット加工、シームシール加工

    詳細はココ↓

    小川テント ピルツ15
    created by Rinker

    フルインナーの詳細はココ↓。

    まとめ

    以上、僕の愛用しているピルツ15Ⅱについて、設営に一人でのんびりやっても30分かからない9つの手順を紹介しましたが、いかがでしたか?

    ピルツ15を既に持っておられる方だけではなく、別メーカのワンポールテントを持っている方にも参考になるかと思いますので、次回のキャンプで実践してみてください。