こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
このブログを読んでる皆さんは、「雨の日の車中泊はいやだなぁ」って思ってるのでは?
僕も同じで、なんとか雨の日の車中泊を快適に過ごしたい。
ここでは、そんなことからカーサイドタープの自作構想を立てたので紹介します。
本構想を元に、実践した結果です。あわせて読んでいただけるとうれしいです。
カーサイドタープの自作!雨の日の車中泊を快適に過ごしたい【実践編】
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
雨の車中泊で起こる3つのトラブル
車中泊って、好きな時に好きな所に出かけられるのが最大のメリット。
でも、雨が降ったら、自宅ならいざ知らず車ではいろんなトラブルが起こりますよね。
僕の実体験からそんなトラブルを3つに絞ってみました。
窓が開けれないので暑い
雨が降ると、窓が開けられなくなりますよね。
そんな時、車内は狭いため蒸し風呂状態に。
以前、御嶽山の前夜泊で雷雨の土砂降りとなり、標高2000m以上の登山口駐車場なのに、蒸し暑くて地獄を見ました(笑)。
そんな時、思いませんか? 「”ひさし”が欲しい」って。
出入り時に車内が水浸し
これも、よくある話。
雨が降ってても、トイレや買い物とかで、傘をさした出入りは必須。
そんな時、雨が車内に降り込んでちょっとしたパニックに。
そんな時、思いませんか?「”ひさし”が欲しい」って。
意外にうるさいルーフの雨音
ルーフにあたる雨音は、窓を閉め切った車内だと結構うるさく感じます。
特に、眠ってる時に雨が降り出すと、室内で反響して目が覚めるほど。
窓さえ開けれれば、少しはマシなんだけど。。。
そんな時、思いませんか?「”ひさし”が欲しい」って。
結局、3つのトラブルを解決するには、”ひさし”を付けるしかないって結論に。
そんな”ひさし”として使える市販のカーサイドタープを、次に紹介します。
注意:”ひさし”は道の駅やサービスエリアでは厳禁。RVパークやキャンプ場限定ですよ。
カーサイドタープをなぜ自作しようと思ったか?
カーサイドタープって?
カーサイドタープは上の写真の様なキャンピングカーの「三種の神器」の一つ。
キャンピングカーでは『カーサイドオーニング』と呼ばれ、イタリア製の「フィアマ 」が有名。
タープ全周が骨組み構造となっているので自立でき、可能舗装路面でも使えるというメリットも。
フィアマは”ひさし”にも使える
そんな、フィアマのカーサイドタープって、雨の日の”ひさし”に最適なんですよ。
使い方はこんな↓感じ。
ちょこっとだけ引き出せば、”ひさし”に早変わり。いい感じですよね~♪♪
フィアマを断念して自作を決意
夢の様なフィアマ カーサイドタープですが、こんな↓デメリットもあり。
- 常時装着なので、風切り音がうるさく、高速燃費が悪く、洗車機で洗えない
- 強風で骨が破損することあり
- 直輸入のため高価(10~15万円)
こんな理由でファミマは断念して、自作することにしたので、その構想を次に紹介します。
カーサイドタープの自作構想
自作にあたって、次のミッションを立てました。
- 走行時は車内に収納できること
- 10分以内で設置が可能なこと
- 舗装路でも自立できること
- 強風に耐えれること
- ”ひさし”の張り出しは1m程度
特に、舗装路で自立できるようにすることは難しそうですよね。そんなミッションを達成できそうな装備が、LOGOS neos Link Panel。
ロゴス(LOGOS) neos Link Panelとは
そもそもはテント間をつなぐ用途でオプションパーツとして売られてますが、上の写真の様に車にも設置できる。
こんな↓感じで収納できます(ポールは別売りなので含まれません)
展開は、タープにフレームを差し込むだけなので超簡単。
詳細のスペックはここを↓参照ください。
長辺を車に沿わすことができれば、車からの張り出しも1mぐらいになるのでピッタシじゃん。
車との接合は、これ↓を使えば一発のような。
次に、これを使ってどうしたいかを紹介します。
キャンプ場(芝生・土)での”ひさし”構想
路面が芝生・土ならペグが打てるので、自作しなくてもそのまんま使えそう。
設営時間は、キャンプのタープを張る経験から、ペグ打ちまで含めても5分程度かな。
下図はそのイメージですが、側面への張り出しも1m程度で、まさしく”ひさし”。
台風でも大丈夫かもしれないっすね。
RVパーク(舗装路面)での”ひさし”構想
路面が芝生・土ならペグが打てるけど、舗装路面はペグが打てない。RVパークは舗装路面も多いので、最大の課題。
困った~~
悩みに悩んで、最大の課題をクリヤーできそうなアイデアを思いつきました。
まずは、こんな↓アタッチメントなるものを2個自作。
自作したアタッチメントを使って、こんな↓感じで車に設置。
横から見たらこんな↓感じ。
要は、「自作アタッチメント」をタイヤで踏んで地面に固定する構想
これだと、舗装路でも自立できそうな予感!
まだまだ、こんな↓課題が残ってますが、トライしてみようかと。
- ガイロープの方向が通常と逆なので、”ひさし”をしっかりと固定できるか?(少し、嫌な予感も)
- ルーフと”ひさし”の隙間からの雨の侵入を、どうやって防ぐか?
- 自作アタッチメントを車でちゃんと踏めるか?
まとめ
以上、雨の日の車中泊を快適に過ごせるようにカーサイドタープの自作構想を立てたので紹介しましたが、いかがでしたか?
【実践編】は、カーサイドタープの自作!雨の日の車中泊を快適に過ごしたい【実践編】で紹介しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。