こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
登山で出たゴミは持ち帰らないといけませんが、どうやって持ち帰っていますか?
ガベッジバッグやスーパーの袋に入れて持ち帰る人が多いと思いますが、いろんな困り事も。
ここでは、登山で出たゴミ袋(ガベッジバッグ)の持ち帰りに便利な装備を100均でDIYしましたので紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
ゴミ袋(ガベッジバッグ)の持ち帰りにこんな困り事ありませんか?
登山で出たゴミは自然界にお邪魔させていただいていることもあり、持ち帰る必要あり。
ゴミの後片付けを楽にする技は登山で出たゴミの片付けを楽にする7つの小技で書いてます
そのゴミ袋にはスーパーのレジ袋やガベッジバッグを使っている方が多いですよね。
僕もその一人ですが、実際に登山で使うとこんな↓困り事がっ。
ザックにぶら下げるとブラブラ〜
ゴミ袋は小さいジップロックに小分けして匂いが漏れないようにしていますが、ザックの中には入れたくない。
なので、ザックの外側に入れるのが一般的。
でも、上の写真のようにぶら下げて歩くと、ブラブラして邪魔に(^^;
ザックに縛り付けると見栄えが悪いなぁ〜
ブラブラしないようにザックに縛り付けることも。
大体このパターンでゴミ袋をパッキングしている人が多く、その大きさで、テント泊の日数が読めることも(笑)
でも、いかにもゴミを背負って歩いている様で見栄え悪い。
破れたら大変だぁ〜
さらに、ザックを下ろした際など岩で擦ったりしてゴミ袋が破れてないか心配になることも。
背中に背負ってるので、破れて中身が出ちゃってもわからないですもんね。
モンベルの「ガベッジバッグ」は高いっ
そんな困り事を解決できるのが、モンベル「ガベッジバッグ」。
こんな商品↓。
出典:モンベル オンライショップ
使用済みの携帯トイレや生ゴミなど、ゴミをパックなどに外付けして持ち帰るための専用バッグです。
こんな↓風にザックに装着します。
さすが、モンベルさん(詳細はここ↓)。
使用済みの携帯トイレや生ゴミなど、フィールドで出たゴミをパックなどに外付けして持ち帰るためのバッグです。
でも、ゴミ袋に2090円は高いっ!!
いろんな用途にも使えるので、買おうかな〜なんてぐらつきましたが、100均でDIYすることに!
次に、そのDIYの内容を紹介します(DIYというほどの物じゃないけど(^^;;)
ゴミ袋(ガベッジバッグ)ホルダーを100均でDIYしてみた
DIYに使った総費用は100円(笑)。
そんな力作の手順を順を追って紹介します。
ダイソーで『自転車カゴネットS』を購入
まずはダイソーで『自転車カゴネットS』を100円(消費税抜き)で購入。
こんな↓ネットです(単品の写真写し忘れたのでダイソーネットストアの写真を借用してます)。
四隅にフックが付いたゴム製のネットで、本来はこんな風に自転車カゴに使う代物。
自転車カゴネットをザックに取り付け【ここがポイント】
四隅に付いているフックは危害感あるので、キーホルダーなどに使うリングに交換↓。
使ったリングは机の中に転がっていたので0円也。
そのリングをザック背面についている輪っか(*)に取り付けたら出来上がり。
*ピッケルやストックなど取り付けれる様にみなさんのザックにも付いていると思います。
使い古しのスタッフバッグをゴミ袋にして、ネットで固定
古くなって使っていないスタッフバッグをゴミ袋に。
この中にジップロックで小分けしたゴミを入れる予定
ここでは、黒のザックに対してインパクトのある黄色を選定して、ネットで固定↓。
なかなか雰囲気いい!!
スタッフバッグの代わりにダイソーのドライバッグを使うともっとカッコよいいかもしれません
ダイソーから発売されているドライバック【レジャー用防水バッグ】が、『キャンプでのゴミ箱として丁度いい』という話を聞いて試してみたら、これが確かに使いやすい。
歩いている間にずれ落ちない工夫も
しっかり、スタッフバッグは固定されていますが、歩いている間にずれ落ちないように、こんな工夫も追加しています。
下の図の様に上のリングにカラビナを装着。
このカラビナにスタッフバッグの紐を通して、出来上がり
これなら、仮にずれ落ちようとしても、落ちることはないですもんね〜
これで完成ですが、早速、実践投入してみましたので、紹介します。
実戦投入してみたら超快適
実践投入は蝶ヶ岳テント泊。
蝶ヶ岳の詳細は蝶ヶ岳にテント装備で登るには『横尾から』と『徳沢から』のどっちがきつい?で紹介しています。
おしゃれな上高地バスターミナルにも溶け込んでるし〜
上高地バスターミナルはおしゃれな登山者であふれていますが、まぁ、負けてないかと。
自画自賛(笑)
行きはまだゴミはないので、徳沢園キャンプで食べるお弁当を入れてます。
ズレることもなくしっかりフィット
横尾から稜線までの樹林帯直登1000mでザックを酷使しましたが、ずれ落ちることもなくびくともしてません。
破れることもなさそう〜
稜線上での休憩タイム。
岩に少々擦れても破れる心配は不要の様です\(^^)/
帰りの電車の中でも問題なく持ち帰れました!!!
まとめ
以上、登山で出たゴミ袋(ガベッジバッグ)の持ち帰りに便利な装備を100均でDIYしましたので、紹介しましたがいかがでしたか?
まだまだ、改良の余地はありそうですが、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。