
こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
登山に行くと、必ず見かけるジェットボイル。
僕もジェットおボイル愛好家で、山のパートナーとして大活躍しています。
登山の最大の楽しみが『山頂コーヒー』。でも、山頂では風が強かったり、時間がなかったり、なかなかゆっくりコーヒが飲めないもの。
ここでは、ジェットボイルを使って、山頂で手軽にドリップコーヒーを淹れる小技を紹介します。

山でコーヒー飲めるんですか?でも、美味しいのかな?

山頂でのドリップコーヒー、至福のひと時ですよ~
山頂で飲むドリップコーヒーの魅力
山頂で飲むドリップコーヒーの魅力は、言葉で語っても百聞は一見に如かずって事で、その写真の一部を紹介します。
北岳の北ノ肩小屋でのモーニングコーヒー
テントの中で寝ころんで朝日を見ながらのモーニングコーヒー
感動で涙しながらコーヒーを飲んだ記憶が。

鹿島槍ヶ岳山頂から劔岳を見ながらの山頂コーヒ
お花畑を見ながら山頂に到着して、丸太ベンチでお昼のコーヒータイム。
コーヒー飲みながら一時間ぐらいぼ~~っとしてました(笑)

薬師岳山頂直下でのコーヒータイム
薬師峠テント場からナイトハイクで、熊におびえながら薬師岳に朝日を見に。
下山前に山頂直下の薬師小屋で山小屋の主人と話しながら、ドリップコーヒー飲みながら一休み。

白馬大池山荘からの出発前のコーヒータイム
栂池〜白馬大池〜白馬岳と縦走した時の白馬大池山荘泊テント場で一泊。
朝の出発前の日の出待ちのモーニングコーヒー。

徳沢園テント場でのコーヒタイム
恒例の涸沢紅葉狩りでの一コマ。
山友と二人で、テント場脇のベンチで、コーヒ飲んでまったりこん。

以上、山頂コーヒーの魅力について写真で紹介しましたが、いかがでしたか?
山頂で疲れた体を癒してくれるのはコーヒー党の僕として、コーヒーは、なくてはならない存在。
それも、
。でも、どうしたら、軽くて簡単にドリップコーヒーを作れるか、試行錯誤を繰り返し、いきついた究極の小技を紹介しますね。
ジェットボイルでドリップコーヒー|山頂で手軽にドリップコーヒーを淹れる小技 ①装備
必須装備は①〜④の四つです。
①ジェットボイルZIP
②チタンコッヘル
③モンベル O.D.コーヒードリッパー
④コーヒーフィルター
⑤木製スプーン(おまけ)

全てまとめて0.5Lのスタッフバッグに収まります。

それでは、一つずつ簡単に紹介します。
①ジェットボイルZIP
僕のなくてはならない相棒です。詳細の仕様はここで確認してください!
②チタンコッヘル(エバニュー チタン パスタもクッカーM)
探しに探して、ジェットボイルZIPが中へすっぽりと入るこれを見つけました。
ドリップコーヒー専用じゃなくて料理にも使いますが、ドリップコーヒー入れる際に必須。その理由は②の作り方編を見てね。
水切りが付いているのでパスタ作りにもバッチリです。

③モンベル コンパクトコーヒードリッパー
モンベルから売りに出ている携帯用のコーヒードリッパーで重さはケースも込みで、7g。

コンパクトに折り畳めて、洗って繰り返し使えるエコノミカルでエコロジカルなコーヒードリッパー(特許取得済)。約60マイクロメートルの目を持つマイクロ・メッシュ地でドリップすることによって、旨味が凝縮されたアロマオイルを透過し、豆本来の味を楽しめます。コーヒーだけでなく、お茶にも使用できます。市販のペーパーフィルターとの併用も可能。
通常はこんな感じで箸を使って支えるようになってますが、安定感が悪い上、風で吹き飛ばされそうに何度もなって、山頂で使うにはイマイチ。
なので、使い方を変えています。詳細は②の作り方を見てね。

④コーヒーフィルター
こんな、家庭用のフィルターでOKです。
次に、この装備を使ったドリップコーヒーの作り方を説明しますね。
ジェットボイルでドリップコーヒー|山頂で手軽にドリップコーヒーを淹れる小技 ②作り方
技と言っても、わかってしまえば超簡単。
では、山で使っている時の写真を使って、順番に説明しますね。
手順1:ジェットボイルでお湯を沸かしながら、ドリップコーヒの準備
風が強い時はコッヘルの中でコーヒー粉をモンベルコンパクトドリッパーに入れる作業をすると、風よけにもなって安心。

手順2:コッヘルからコンパクトドリッパーを取り出し、沸騰したお湯をコッヘルの中に入れる
コッヘルに移し替えることで、ドリップコーヒーに適温の80°ℂまで温度が下がります~。
でも、なぜ移し替えるかっていうと、次の手順を見てもらえればわかります。
手順3:ジェットボイルZIPの上にコンパクトドリッパーを乗っけて、お湯を注ぐ
ジェットボイルとコンパクトドリッパーのサイズの相性がよくてピッタリ収まるんです。
風が強くても飛ばされることはありません。
ここに行きつくまで一年くらい掛かりました(笑)。

手順4:出来上がり~
後は、コンパクトドリッパーを取り出して、少し、温めなおして出来上がり。
ソロの時はそのまんま飲むことをおすすめします。
飲むときは、ネオプレーン(外側のカバー)を少し下げれば飲みやすいです。
ネオプレーンが付いているので保温性がよくて冷めにくいですが、途中で冷めてきたら温めなおせばOK。
2~3人の時は口を付ける前に、分けるようにしてくださいね(笑)。

おまけ:後片付けのポイント
- 使ったコーヒー豆はフィルターのまま取り出しておけば、晴れていれば、コンパクトコーヒードリッパーは5分くらいで乾きます。
- 使ったコーヒー豆はフィルターのまま、ごみ袋に入れて持ち帰りましょう
まとめ
以上、ジェットボイルを使って、山頂で手軽にドリップコーヒーを淹れる小技を紹介しましたがいかがでしたか?
この技のおかげか、山友と行くと、山頂コーヒー係を仰せつかっています(笑)。
他にも『こんな技もあるよ!』っていうのがあれば、参考にさせていただきたいので、コメント下さいね。