ココヘリの評判|本当に遭難・道迷いのお守りになるのか「クチコミ」を徹底調査
My camera

登山好きの人なら、

「ココヘリ付けていたら、遭難しても発見されやすい」

「でも、入会しないといけないんだって」

とか、ココヘリの噂を一度は聞いたことがあるんではないでしょうか?

もし、初耳の人もこんな話を聞いたら気になりますよね?

ここでは、ほんとうに遭難・道迷いのお守りになるのか、ココヘリの評判を「クチコミ」を元に徹底調査しましたので紹介します。





スーさんスーさん

ココヘリ?知らなかったけど、気になってきました!

ココヘリの評判|ココヘリとは?

ひとことで言うと「遭難した時に、ヘリコプターさん、ココにいるよ!」って知らせる「会員制捜索ヘリサービス」

手順はざっというとこんな感じです!

    1. 年会費を支払って会員登録
    2. 会員個人の識別番号をもった電波発信機が自宅に届
    3. 入山時に発振機を持参
    4. 万が一遭難し、行方不明になった時に、捜索ヘリが会員の識別番号と合致した電波をキャッチし、居場所をピンポイントで特定
    5. その位置情報を救助組織に引き継ぎ、救助

気になる価格は、入会金を除けば、1日あたり10円とリーズナブルな設定。

年会費    :3650円(税別)
初めのみ入会金:3000円(税別)

”入会手続き”から”救助”までの手順の詳細は、ここ↓で順を追って整理しました。

次に、お待ちかねの「クチコミ」調査結果を紹介します



ココヘリの評判|肯定的なクチコミ

ココヘリによる救助実績

2019年7月時点の捜索事案の件数は22件(直近1年間)で、そのうち解決事案は21件。発信機を携帯していれば、ほとんど100%発見してもらえる。・・・・2016年にサービスを開始したココヘリの会員数は、現在2万人を超えました。

発見率ほぼ100%とはすごい!

なぜ、ココヘリに入ったか

ぼくは夏も冬もほぼ単独行のソロ登山です。

滑落して死亡してもたまたま見かけた人がいなければどこにいるかも誰もわからない状態になります・・・・遭難して死亡して発見され無かった場合、死亡した自分には関係ないですが、家族親戚などに迷惑がかかります。

これがぼくがココヘリに入会した理由です。

遭難者は発見されない場合、行方不明扱いとなり、残された家族は「7年間」死亡保険が受け取れないなどの経済的負担がかかります。

家族のことを考えると、迷う余地などないかもしれません。

72時間の壁

「72時間の壁」への強い味方、それがココヘリ!遭難しても、生きて家族の元に帰るためには「72時間の壁」に阻まれないようにしなければいけません。そのために重要なのが、遭難捜索・救助において一番時間を要する「捜索」の時間を短くすること。遭難したら、できるだけ早く発見してもらうことが大切。

遭難捜索において、生死を分けるライン、”72時間の壁”。

事故発生から72時間を超えると、生存率が極端に下がることからこの名がつけられました。捜索も事故発生から72時間を超えると打ち切られることが多いようです。

ココヘリがあれば、その壁に当たることはないように思えます。

ココヘリつけている人も多く見かける

山でココヘリの発信機を見かけることが増えてきましたし、読者からのコメントでも、ココヘリに興味を持っている人が増えてきているように感じます。

雪山登山で義務化している山もあり

お願いとご注意。
川場スキー場より雪山登山(バックカントリースキー・スノーボードを含む)を楽しまれる皆さまへ。 必ず川場スキー場専用の「登山届け」をご提出ください。 さらに「ココへリ」の装着を義務化いたします

ココヘリを義務化している山もあるとは驚き。

車の「自動ブレーキ装着の義務化」と同じように、ココヘリも将来は義務化されるかもしれません。

調べると肯定的な意見がほとんど。

ただ、否定的な意見とまでは言えないですが、こんな警鐘もあり、次に説明しますね。




ココヘリの評判|否定的なクチコミ

入会者増えてるとはいえ、まだ登山者全体から見ると少ない

現在の会員数は約2万人。登山人口(年に3回以上登山をする人)が約300万人くらいと言われているので、まだ1%にも満たない状態です。

これは、時間が解決してくれると思いますが、ドローンを使った地上からの捜索の可能性なども追及しているとのことで、徐々に増えていくのではないかと。

窪地・水の中・体の下はつながりにくい

窪地になってしまうとつながりにくくなってしまうのです。また、水分もなかなか通してくれないので、カラダでも遮られてしまいますので注意。探してもらうためには、カラダのなるべく外につけてください

遭難時は意識があるとは限らないので、専用のホルダーにココヘリをつけてザックの外側にしっかり固定しておくべきでしょうね。

専用ホルダーはココヘリの使い方|気になる”入会手続き”から”救助”までの手順 )に書いています。

以上、「クチコミ」の一部を紹介しましたが、使い方を間違えなければ、力強いお守りになることが分かりました。

次に、山岳遭難のシーン別にココヘリの効果を考えてみます。



ココヘリの評判|山岳遭難のシーン別に効果を考えてみた

平成29年山岳遭難発生状況(警察庁)
出典:平成29年山岳遭難発生状況(警察庁)

これは平成29年の山岳遭難に関する警察庁の統計ですが、道迷いと滑落だけで40%。

疲労や転倒による滑落などあると思うと、半分以上は道迷いと滑落と考えて良いと思います。

では、どんなシーンで道迷いや滑落って起こるんでしょう?

①道迷いは低山で起きやすい

実は、道迷いは百名山のようなメジャーな山よりも、日帰りの低山の方が圧倒的に多い

低山は、メジャーな山と違って

  • 道が不明確
  • 林業のための作業道の分岐
  • 地元の人のキノコ採りの踏み跡
  • 紛らわしい作業用のピンクテープ

っと、迷う要素が満載。

近くだから、日帰りだから、って安心はできません。僕も近くの標高数百mの低山で何度か迷いかけたことあります。

こんな時にココヘリがあったら

  • むやみに動かずに、雨風をしのげる場所で、停滞する気になる
  • 携帯電話が通じれば、そこから警察してココヘリのID番号を伝えることで、救出されると思える
  • 携帯電話なくても、その晩だけビバークすれば、救出されると安心できる

②迷ったら下り続けてしまう人の行動

迷ったかも?と思った登山者は、日没が迫ると、早く下山したい、せっかく下りた道を登る気になれない。

なので、下へ下へどんどん下り、結局、滝や崖に阻まれ滑落してしまう傾向がある。

下のリンクは鈴鹿セブンマウンテンに藤原岳での「山ブロガー」yーheyさんの遭難記録。 とても詳細に遭難時の気持ちなど書かれておりすごく参考になると思います。

こんな時にココヘリがあったら

  • むやみに下り続ける心理にならない
  • 仮に、滝や崖に阻まれたら、そこでビバークして救出を待てる

③天気の急変による視界不良

高山や雪山で多いパターン

高山の稜線歩きでの平らな”ガレ場”のガスとか雪山のホワイトアウト

僕も鈴鹿山脈の御池岳頂上で冬にホワイトアウトの経験ありますが、本当に数m先が見えなくなるんですよね。

晴天時はこんな感じで別世界の様に美しいですが、こんな所でホワイトアウトしたらアウト。

御池岳の雪山
My camera@御池岳頂上
こんな時にココヘリがあったら

  • ホワイトアウトが収まるまで雪洞を掘ってビバークし、そのまま救出を待つ
  • ただし、電波が通じる様に、発信機は雪洞から外に出しておく必要あり

④一人で入山した時の滑落はリスクが高い

滑落は難易度が高い山だけではなく低山でも多く発生しています。

特に人の少ない山に一人で入山していると、滑落による遭難のリスクは倍増

僕は、一人でテントを担いで人の少ない時期にのんびり歩くタイプですが、「ここ↓で滑落したら。。。」とか、考えちゃいます。

笠新道(笠ヶ岳)
My camera@笠新道
こんな時にココヘリがあったら

  • 単独登山でも、見守ってくれているという安心を買える
  • ただ、滑落して動けなくなっても、発信機だけは電波の届く位置にぶら下げるなどしておきたい



まとめ

以上、ココヘリの評判について本当に遭難・道迷いのお守りになるのか「クチコミ」を調査しましたが、いかがでしたか?

あるブログでは「山岳保険」「登山届」「ココヘリ」で登山新三種の神器とも書かれています。

特に、僕のように、単独のソロ登山の方にとってはココヘリは大きなお守りになると思います。

では、ココヘリで安心を買いましょう!