こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
最近、話題のココヘリ。
- ココヘリ付けていたら、遭難しても発見されやすい
- でも、入会しないといけないんだって
でも、その使い方がよくわからない方も多いのではないでしょうか?
ここでは、ココヘリの使い方を『会員登録』から『救助される』まで手順を追って紹介します。
なお、ココヘリの気になる評判については、ココヘリの評判を「クチコミ」から徹底調査!デメリットはないの?で紹介しています。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
ココヘリは4つの手順で使えるようになります
概要はざっとこんな感じ。
- 年会費を支払って会員登録
- 会員証が自宅に届く
- 入山時に発振機を持参
- 道に迷ってからの使い方
まずは、手順1から紹介します。
手順1:年会費を支払って会員登録
ココヘリのホームページ↓から簡単に会員登録できます。
あなたと、あなたの大切な人を救う。会員制捜索ヘリサービス COCOHELI
決してココヘリの回し者じゃありませんので、ご安心ください(笑)
手順2:会員証が自宅に届く
会員証は、“ヘリココ”って呼ばれる発信機。
重さはなんと20g!!!軽い!
なお、会員証が届いたら、必ず以下の準備をしてください。
- 会員証(発信機)の充電(フル充電で3ヶ月は電波をとばしつづけてくれるそうです)
- 登山届に会員IDを必ず書いておくこと
- 家族に会員IDを必ず連絡しておくこと
手順3:入山時に発信機を持参
発信機を持参して入山するだけですが、忘れていけない重要ポイントは3つ。
- 会員IDを記入した登山届けを登山ポストに投入
- 家族に会員IDを教えておく
- 発信機の電源ON
電源は3ヶ月間もつので、長期縦走でも入れっぱなしで大丈夫。
OFFにすることは絶対NG。
間違えて山中でOFFにならないようにするため、こんな↓専用のピンを差して行いますが、細かい作業なので電源ONは自宅を出発する前にやっておいた方がいいと思います。
なお、ザックの中に入れておくと電波がとれにくいので、歩くときはザックから出しておいた方が良い。
滑落でもして気を失っていたら、いざという時に使えないですもんね!
そのため、ザックのベルトにしっかり取り付れける専用のホルダーが発売されてますので、ココヘリと併せて購入した方がよいかと。
手順4:道に迷ってからの使い方
①もし、遭難したと思ったら
スマホの電波が届けば自分で警察に会員IDを通報すればOK。
もし、気を失っていたり、スマホの電波が届かなくても大丈夫。
予定日を過ぎても降りてこない場合は、登山届を持っている家族がココヘリIDを警察に通報するだけ。
後は、雨風がしのげる安全な場所に避難して、救助を待つことが大事。
ここからは、救助までの手順を説明します。
②ココヘリ出動して、遭難位置を特定
登山届や家族からの連絡を受け、捜索する範囲を絞る。
発信機の信号は16km先まで遭難者の電波をとらえられるので、登っている山さえ分かっていれば、間違いなく発見できるらしい。
ココヘリ自体は日本全国どこでも電波を求めて、遅くとも2時間以内には捜索に飛んでいける体制。
ヘリコプターは3回まで無料で飛んでくれとのことですが、受信機を元に3回も飛ばしてくれれば、今のとこ発見率100%とのこと。
最近は全国各地の警察・救助組織自体も下図の赤のエリアまで受信機を導入しているとのこと。
③救助
遭難者の位置が特定出来たら、その情報を救助組織に引き継ぎ、県警のヘリコプターや地上からの救助隊が出動。
位置が特定できれば間違いなく救出されますよね。
- 年会費:5500円
- 入会金:3300円
年会費を日割りするとなんと、
1日あたり15円!!
高いと思うのか、安いと思うのはあなた次第ですが、お守りとしては決して高くないですよね〜
まとめ
以上、ココヘリの使い方として、どんな使い方をするのか手順を追って紹介しましたが、いかがでしたか?
価格も入会費を除けば1日当たり15円で、お守りと思えば安いものではないかと。
特に、ソロで山に入る方には必須かもしれません。