こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
キャンプでワイン。
僕は普段はビール・焼酎党ですが、キャンプではワイン党に変身し、美味しい飲み方を20年以上、模索してます。
ここでは、キャンプでワインを美味しく飲む極意、『ワイングラスにこだわる』『冷やす』『振る』の3つを紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
キャンプでワインを美味しく飲む3つの極意とは?
キャンプでは野外でバーベキューもいいですが、上の写真の様に、大型テント内でビーフシチューとサラダを食べたりするのもいいですよね?
そんな時には、キャンプといえどもワインがシンデレラフィット。
そんなワインを美味しく飲みたいと、キャンプ始めて20年以上、模索して、こんな3つの極意に落ち着きました。
- ワイングラスに徹底的にこだわる
- ボトルを冷やしたまま飲めるようにする
- 1000円ワインなら飲む前に『振る振る』
特に、こだわったのが『ワイングラス』で、次に、紹介します。
極意1:ワイングラスにこだわる
ワインを飲むには、キャンプと言えども、雰囲気が大切。
なので、そんな雰囲気作りについて紹介しますね。
キャンプ用のワイングラスあるが、やはり『ガラス』に勝るものなし
キャンプ用のワイングラスには、シリコン樹脂製やアクリル樹脂製のものが、沢山あります。
例えば、こんなもの↓。
確かに、割れないっていうメリットは、計り知れないものがありますよね~
でも、こんな↓ワイングラスで乾杯のシーンを想像してみて下さい。
『カンパ~イ、カッキ~~ン♪♪♪』、ワインを飲む上では、なくてはならない儀式。
でも、樹脂製のワイングラスでは『カンパ~イ、ボコッ』となり、せっかくのワインが台無しに(;^_^A
なので、僕はキャンプといえども、『ワイングラスはガラス製』にこだわり、こんな↓ワイングラスを愛用してます。
最近のアクリル製のワイングラスも透明感ありますが、やはり透明感はガラスが一番。
飲み口の口触りも、ガラスに勝るものはありません。
では、どんなキャンプにはワイングラスが適しているのか、次に、紹介します。
小さい&厚めのワイングラスがキャンプ向き
たまたま、結婚式の引き出物にもらったワイングラスなのですが、不思議にキャンプにピッタリ。
その特徴はこんな↓感じ。
- 小さなサイズ:つぎ足すのがやや面倒ですが、常時、冷えたワインを堪能できる
- 太い脚:安定感ありますし、割れにくい
- 縁が厚い:一番欠けやすい所なので、最低3mmは必要
ガラス製のワイングラスの注意事項
洗う際はワイングラスを先に洗う
ワイングラスで一番割れやすいのが洗う時で、特にコッヘルや皿と一緒に洗うのは厳禁。
少し面倒ですが、ワイングラスのみ先に洗って、即座に拭いて収納すれば大丈夫かと。
汚れの落ちにくい油物と分けることもできるので、一石二鳥です。
収納は2重プチプチで厳重に
収納は専用の箱を作るか迷いましたが、試しに『2重プチプチ』でやってみたところ全く問題ないので、20年以上そのままです。
上の写真の様に、プチプチで一個ずつ包み、さらに袋状にしたプチプチで包んで、スタッフバッグに入れるだけの超簡単。
車載時は他の荷物で圧迫されないように
車載時も割れる危険度が高い。
他の荷物と一緒だと圧迫されて割れることも考えられるので、上の写真の様な、ルーフボックスなどに別置きで収納することをおすすめします。
極意2:ボトルを冷やしたまま飲む
ワインを飲む時の適温はこんな感じ。
- スパークリングワイン:6~8度
- 白ワイン(甘口):6~8度
- 白ワイン(辛口):10度前後
- 赤ワイン(ライトボディ):12~14度
- 赤ワイン(フルボディ):16~20度
いくらクーラボックスで冷やして持って行っても、食事の際に出しっぱなしにすると、せっかくのワインが台無しになりますよね~
特に白ワインは冷やしておきたい。
それを回避する2つの方法を紹介します。
方法1:使わないコッヘルがある時は、氷水で冷やす
ワインクーラーを持参すればいいのですが、荷物が増えるだけ。
そんな時には、使わないコッヘルに氷を入れてワインクーラーの代用にして下さい。
上の写真の様に、雰囲気も良く、1時間程度なら氷は十分持つかと思います。
ワインクーラーと違って外側に付いた露でテーブルがびしょびしょになるので要注意。
方法2:クーラーボックスで冷やしながら飲む
方法1の方が雰囲気は出るかもしれませんが、クーラーボックスだと確実に冷えたワインを飲むことができるので、僕のオススメ。
冷やし方はこんな↓感じ。
- 大型クーラーボックスだとワインボトルを立てた状態で入りますが、倒れてもいいように栓をした状態で入れる
- ただ、コルク栓は、一度開けるとコルクで栓をしても背が高くなり入らない
- 僕の経験では、こんな↓ワインストッパーでも入らない
- なので、『スクリューキャップのワインボトル』がおすすめ
ただ、スクリューキャップのワインには廉価なものしかないので、味がイマイチでは?って思われるかもしれません。
そんな、廉価なワインを美味しく飲むコツを、次に紹介します。
極意3:1000円ワインは飲む前に『振る振る』
グラスに注ぐ前に『振る振る』だけで、1000円ワインが高級ワインの様にまろやかになります。
やり方は、10秒間シャカシャカと勢い良く振るだけ(気泡がたくさん出ても直ぐに消えます)。
一般的に、ワインは”振ることは厳禁”って言われてますが、それは高級ワインに当てはまることで、1000円ワインは思い切って振ってみて下さい。
騙されたように、まろやかになり美味しくなります。
1000円が3000円程度に化けます(僕の実感)。
まとめ
以上、キャンプでワインを美味しく飲む極意、『ワイングラスにこだわる』『冷やす』『振る』の3つを紹介しましたが、いかがでしたか?
やや、独断と偏見もありますので、いろいろと試して自分仕様のワインの飲み方を考案してみるのも面白いかと思います。