【車中泊で日本一周】RVパークを使った関東・東北・北陸の一周計画(その1)
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こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

「車中泊で日本一周」。

いつかはやってみたいと思いつつ、なかなか実行に移せないまま。なんでだろう?

よく考えると、「漠然と思ってるだけで、具体的な計画がない」。

これじゃいけないって事で、車中泊で日本一周に向けた、RVパークを使った関東・東北・北陸の一周計画を作りました。

3部作となりますが、まずは第1部から紹介します。


この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~
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九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。

2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。

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そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。





日本全体を4エリアに分けてみた

日本一周計画の4エリア
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車中泊で日本一周されている方には、キャンピングカーで暮らしながら一年中回っている硬派もおられます。

軟弱派の僕には無理なので、ベッドキット付きの愛車カングーで、日本を4エリアに分けて行ってみようかと。

こんな↓感じ。

  1. 北海道エリア:オートキャンプ場主体に一周
  2. 関東・東北・北陸エリア:RVパーク・道の駅主体に一周
  3. 近畿・中国・四国エリア:RVパーク・道の駅主体に一周
  4. 九州エリア:オートキャンプ場主体に一周
RVパークとは?

  • キャンピングカーやワンボックカーなどで「快適に安心して車中泊ができるスペース」を提供することを目的に、日本RV協会推進の施設
  • 道の駅や日帰り温泉などと連携して、各地に拠点あり
  • 基本、テント張りやキャンプは禁止(サイドオーニング程度は可)

一番やってみたいことは「北海道の漁港でカニを食らう」事。

ただ、東日本大震災の追悼に行くべきだって事が、ず~っと前から気になっている。

なので「関東・東北・北陸エリア」からスタートしようと、計画を立ててみました。

計画の概要

関東・東北・北陸エリア
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関東・東北・北陸エリアの周回計画に当たり、決めた6つの鉄則はこれ↓。

6つの鉄則

  1. 高速道路を使わず「一般道をのんびり走る」
  2. 一日の走行距離は100km前後の「亀走り」
  3. 「RVパーク泊」を基本とし、無い所は「道の駅で仮眠」
  4. 折り返し地点付近は「ビジネスホテル・民宿泊し、英気を養う
  5. 途中で登山したくなったら「停滞して連泊」
  6. いいキャンプ場があったら「キャンプ」に変更


上の鉄則を元に、宿泊予定地を、こんな長~い表↓にまとめてみた。

No 宿泊予定地 風呂 電源 距離(km)
愛知 自宅
静岡 RVパーク静岡 137
静岡 中伊豆ワイナリー Chateau T.S 112
神奈 横浜サニーRVパーク 97
千葉 RVパーク七里川 82
千葉 RVパークはすぬま 63
茨城 いそざき温泉 ホテルニュー白亜紀 106
栃木 RVパーク ホテル・フロラシオン那須 115
福島 RVパーク道の駅猪苗代 86
宮城 RVパークまほろば 119
宮城 RVパークライト道の駅三滝堂 120
岩手 道の駅『高田松原』 62
岩手 道の駅『たろう』 121
青森 三沢市のビジネスホテル 155
青森 大間町の民宿 129
秋田 十和田湖周りの民宿 188
秋田 RVパークユーランド 141
秋田 道の駅象潟『ねむの丘』 67
新潟 道の駅『朝日』 129
新潟 柏崎市のビジネスホテル 153
新潟 RVパークマリンドリーム能生 65
富山 富山市のビジネスホテル 102
石川 RVパーク NOTOあなみず 79
岐阜 RVパーク飛騨まんが王国 126
岐阜 高山市の民宿 46
岐阜 RVパーク湯の華RVキャンプ場 117
愛知 自宅 70
表の見方

  • No:泊数(例:①は1泊目)
  • 風呂:歩いて行ける風呂がある宿泊予定地は「〇」
  • 電源:100V電源がある宿泊予定地は「〇」
  • 距離:宿泊予定地間の走行距離(Google map調べ)
  • 青字:道の駅、赤字:ホテル・民宿

走行距離は2878km

宿泊数は25泊

途中で登りたい山もたくさんあり、寄り道も考えると、実際は1か月+α(ワクワクしますね)。

25泊分を一気に紹介すると長すぎるので、ここでは、自宅(愛知)から関東エリアまでの周回計画(8泊分)を紹介します。

チャットでご相談。山キャン情報室では、「○○な情報も知りたい」など、読者様のご質問やご相談に、お答えしています。

計画(その1、1泊目〜8泊目)

関東・東北・北陸エリア(その1)
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ここでは、自宅(愛知)から⑧の福島県 猪苗代までの行程を調査したので、以降、順に紹介します。

  • 走行距離:798km
  • 宿泊数:8泊(全てRVパーク)

RVパークは他にもたくさんありますが、可能な限り「電源付き」「入浴施設あり」を選定しています

1泊目: 静岡県  RVパーク静岡  (137km)

詳細→くるま旅クラブのRVパーク静岡

スペック

  • 1500円/泊
  • 収容台数:13台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり/入浴施設あり

自宅から137kmと計画の中でもっとも走行距離長いですが、一日目なので元気ですもんね。

隣接する入浴施設でRVパーク利用者は何度でも入浴可能なところがうれしい。

パークから150m離れたところに花と緑に囲まれた「吉田公園」があるので、リラックスできそう。

2泊目:静岡県 中伊豆ワイナリー Chateau T.S  (112km)

詳細→くるま旅クラブの中伊豆ワイナリー

スペック

  • 2000円/泊
  • 収容台数:?台
  • 24時間トイレあり/発電機OK/入浴施設あり

この辺はキャンプ場も多いが、手軽に利用できるここに行ってみたい(空いてなければ、キャンプ場を探そう)。

山の上にあり、目の前に広大なブドウ畑が広がっており、富士山が一望出来る。

ホテルのレストランでランチ・ディナーも食べれるので、ちょこっと贅沢するのもいいかも。

3泊目:神奈県 横浜サニーRVパーク (97km)

詳細→くるま旅クラブの横浜サニーRVパーク

スペック

  • 5000円/泊
  • 収容台数:8台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり/発電機OK

都市型のRVパークで富士山、ランドマークやベイブリッジが一望できる、眺めの良い場所にある。

ただ、値段がオートキャンプ場並みでちと高い。さすが、横浜市の中心。

キャンプ場も近くにないので、ここしかなさそうです。

4泊目:千葉県 RVパーク七里川  (82km)

詳細→くるま旅クラブのRVパーク七里川

スペック

  • 2000円/泊
  • 収容台数:15台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり/発電機OK/入浴施設あり

東京都心の人混みは嫌いなので、海ほたるを経由して千葉県に(この周回計画の中で唯一使う高速道路)。

このRVパークは、房総半島の山間に位置し、豊かな自然に囲まれたところにある。

パーク内には、囲炉裏付ゲストハウス(12畳、有料)があり、パーティも開けるそうです。

使いませんが、さすが、東京圏は違います(笑)。



5泊目:千葉県 RVパークはすぬま  (63km)

詳細→くるま旅クラブのRVパークはすぬま

スペック

  • 3050円/泊
  • 収容台数:6台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり

ビーチまで歩いて500mと九十九里浜のど真ん中にあるので、海岸でゆっくり出来そう。

道の駅「オライはすぬま」に隣接してるので、なんでも揃いそうです。

6泊目:茨城県 いそざき温泉 ホテルニュー白亜紀  (106km)

詳細→くるま旅クラブのいそざき温泉 ホテルニュー白亜紀

スペック

  • 2500円/泊
  • 収容台数:?台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/水道あり/入浴施設あり

周辺には、海水浴場や秋のコキアで有名な国営ひたち海浜公園、アクアワールド大洗がある。

秋に来たらコキアの大群が見れるようです。

7泊目:栃木県 RVパーク ホテル・フロラシオン那須  (115km)

RVパーク ホテル・フラシオン那須
出典:くるま旅クラブ

詳細→くるま旅クラブのRVパーク ホテル・フロラシオン那須

スペック

  • 2000円/泊
  • 収容台数:5台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり/入浴施設あり

牧場の敷地内にあるホテル駐車場の一部を、RVパークとして提供されている。

隣接しているホテルの設備を優待料金にて利用可能。

写真判定では、ちと、路面が悪そうなのが気がかりなので、現地でキャンプ場を探してもいいかも。

8泊目:福島県 RVパーク道の駅猪苗代  (86km)

詳細→くるま旅クラブのRVパーク道の駅猪苗代

スペック

  • 2000円/泊
  • 収容台数:5台
  • 24時間トイレあり/ごみ処理可能/電源あり/水道あり

磐梯山と猪苗代湖に囲まれた猪苗代町の「道の駅猪苗代」にあるRVパーク。

町内の17エリアの温泉で、湯めぐりも楽しめるとのこと。

連泊して、百名山の磐梯山や安達太良山に登るのもあり

特に安達太良山の登山道にあるくろがね小屋に泊まって温泉に入りたいので、長居しそうです(笑)。

まとめ

以上、車中泊で日本一周に向けた、RVパークを使った関東・東北・北陸の一周計画(その1)を紹介しましたが、いかがでしたか?

日本一周に限らず、東海・関東エリアのRVパークの参考にもなるかと思います。

続きは、第2部・3部にありますので、ご興味があればどうぞ。