こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
車中泊ではクーラーボックスがあると快適。特に、夏は必須ですよね。
僕も車中泊では寝る前のビールは欠かせないです(笑)。
ただ、クーラーボックスにもいろんな種類があり、何を選べばいいのか悩んでいませんか?
ここでは、僕の経験も踏まえて、車中泊でおすすめのクーラーボックスを「車のサイズ」と「使い方」から紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
車中泊で使うクーラーボックス選びのポイントは「車のサイズ」と「使い方」
クーラーボックスには色々なタイプありますが、車中泊はキャンプと違い設置スペースが限られるので、使い方をよく考えた上で購入しないと後で後悔することになります。
選び方のポイントで重要なのが、「車のサイズ」と「使い方」。
「車のサイズ」と「使い方」は千差万別ですが、こんな↓感じで3パターンに分けてみました。
- コンパクトカーで就寝前に冷えたビールを飲みたいだけの人(僕は、これ!)
- コンパクトカーだけど食材も冷やしたい人
- 大型ワゴンでスペースに余裕がある人
次に、各々のパターンで僕がおすすめするクーラーボックスを紹介します。
コンパクトカーで就寝前にビールを飲みたいだけの人には『コールマン テイク6(4.7L)』
車中泊では寝る前に、ビデオでも見ながら飲むビールは格別ですよね(僕もその一人)?
でも、生ぬるいビールはまずいですよね?さらに、車中泊ポイントの近くにコンビニがあるとも限りません。
まずは、僕のようなコンパクトカーで寝る前に冷えたビールを飲みたいだけの人に、手軽でおすすめのクーラーボックスを紹介します。
保冷性能よりもサイズ優先の「コールマン テイク6(4.7L)」がおすすめ
コンパクトカーの場合で一番重要なのがサイズ。
移動時の収納性やビールを飲む時の使い勝手を考え、徹底調査して、行きついたのが「コールマン テイク6(4.7L)」。
スペックの概要はこんな↓感じ。
- 価格:約3500円
- 重さ:0.7kg
- 容量:4.7L
- 保冷性能は低い
上の写真にある様に、上蓋を逆にすれば缶ビール専用(?)のホルダーが出現します。
なお、保冷性能は正直な所、低いですが、ビールを保冷する程度なら十分。
詳細スペックは、ここ↓を参照ください。
次に、そんな「コールマン テイク6」を使う上で、僕が工夫している小技を紹介します。
断熱材を中に敷けば保冷性能アップ
コールマン テイク6は保冷性能が低い事もあり、クーラーボックスの外底面が湿ることがあります。
なので、保冷性能アップも兼ねて断熱材をクーラーボックス内の底面に敷くことをおすすめします。
材料は100均で売ってますので、ハサミで切るだけ!
350ccのナルゲンボトルを保冷材にすればベストフィット
保冷材は冷媒を使ったものより、350ccのナルゲンボトルの水を凍らせたものがベストフィットします。
500ccのペットボトルでもいいですが、サイズ的にこれがピッタリ
凍らせ方は、1週間ほど冷凍庫に入れっぱなしにして時間をかけて凍らせるのがポイント(時間をかけて凍らせると溶けにくい)。
溶けた水は、翌日のコーヒー用にも使えますもんね。
みかんの缶詰も保冷材に使えば一石二鳥
もっと保冷性能を上げたいって方に、おすすめなのが、凍らせたみかんの缶詰。
保冷性能を上げるだけではなく、翌朝に、まだ冷たい状態で食べれるのもいいです。
缶ビール自体を凍らせるのは、溶ける前のシャーベット状のビールはまずいのでおすすめしません(僕の失敗経験より)
次に、そんな「コールマン テイク6」の車中泊への実践例を紹介しますね。
車中泊への実践例
コールマン テイク6は高さが18cmしかないので、移動時はこんな↓感じでどこにでも収納可能。
ジュースも入れて、助手席の足元に転がしておくといつでも、冷たいジュースが飲めますよ。
携帯性が抜群なので、車中泊以外でも、遊びに行く時の必需品になってます。
こんな↓感じで、冷たいジュース飲んだり、ナルゲンボトルの溶けた水でコーヒー沸かしたり、重宝してます。
コンパクトカーだけど食材も冷やしたい人には『サーモス ソフトクーラー (20L)』
使わない時の収納性優先の「サーモス ソフトクーラー (20L) 」がおすすめ
基本、「ビールを冷やすだけなんだけど、たまには旅先で刺身とか買って楽しみたい」って方もいるかと。
そんな時は、僕も使っているクーラーボックスが「サーモス ソフトクーラー 」がおすすめ。
スペックの概要はこんな↓感じ。
- 価格:約5000円
- 重さ:0.5kg
- 容量:20L
- 保冷性能は高くない
なんといっても、便利なのが使わない時は折りたためること。
使う際は、容量が20Lあるので、刺身やサラダやら、なんでも入ります。
詳細スペックは、ここ↓を参照ください。
次に、「サーモス ソフトクーラー 」を使う上での小技を紹介します。
100均のマジックベルトでコンパクトに
僕は、自宅を出る時は使わないので、こんな↑感じで、100均のマジックベルトで縛って持参してます。
コンパクトになるので超便利。
保冷材はコンビニのロックアイス(板氷タイプ)がベスト
凍らせた2Lのペットボトルでも保冷性能は十分確保できますが、普段使いしないこともあり、保冷材はコンビニのロックアイス(板氷タイプ)を購入して使っています(値段は300円程度)。
なお、新聞紙で包んでおくと保冷性は高まります。
スーパーで売っている釣り用の板氷は、溶けると水が染み出るものもあり要注意(これで、何度か失敗した)
電源なしサイトでの手軽なキャンプにも使える
僕は、キャンプでは電動クーラーボックスを使ってますが、「サーモス ソフトクーラー」なら電源なしサイトでの手軽な2人程度キャンプなら十分使用に耐えます。
ただし、保冷性能は劣るので、キャンプでは一泊程度が限界。
大型ワゴンでスペースに余裕がある人には『YETI-タンドラ 35qt (28L)』
サイズよりも保冷性能優先の「YETI-タンドラ 35qt (28L)」がおすすめ
「ビールはキンキンに冷えてないとダメ」って方には、絶対おすすめなのが、「YETI-タンドラ 35qt (28L)」。
スペックの概要はこんな↓感じ。
- 価格:約39000円
- 重さ:7.7kg
- 容量:28.3L
- 保冷性能は超高い
価格も4万円近く、重さも並外れてますが、保冷性能は断トツ。
ただし、サイズもデカいので、大型ワゴンでスペースに余裕のある人向きのため、僕は泣く泣く諦めました。
詳細スペックは、ここ↓を参照ください。
脅威の保冷性能
僕は持っていないので、キャンプで使っている方のレビューを参考に載せておきますね。
- 4日目になっても、なんと氷がまだ残ってるじゃないですか! 恐るべし!
- 「YETIタンドラ35」は、夏場の3泊4日のでも氷がなくならない、噂通りのすごいクーラーボックスでした。
- もちろんお値段も噂通りすごいので、なかなか思い切りが必要ですが、サイトによっては並行輸入品が以前に比べれば手に入りやすい価格で売り出されるようになっています。
引用元: そらいろキャンプさんのブログ
夏場の3泊4日でも氷が解けないってすごくないですか~?
車のサイズに余裕があったら、車中泊にも是非持って行きたい逸品。
まとめ
以上、僕の経験も踏まえて、車中泊でおすすめのクーラーボックスを「車のサイズ」と「使い方」から紹介しましたが、いかがでしたか?
選び方のポイントは「車のサイズ」と「使い方」。
これから購入しようかなって思われている方の参考となればうれしいです。