こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
世界遺産の富士山は日本の宝。
頂上からのご来光も奇麗ですが、なんといっても美しい山容は何度見ても感動させられます。
そんな富士山に良く似た山を「郷土富士(きょうどふじ)」と呼び、日本各地にはいろんな山がありますよね。
でも、世界にも富士山に似てる山がいくつもあります。
その代表株が「チリ富士」とよばれる「オソルノ山」。
ここでは、そんな「オソルノ山」がどれくらい富士山と似ているか、いろんな視点から富士山と比較してみましたので、紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
オソルノ山って?
どこにあるの?
オソルノ山(英語名:Osorno volcano)は、チリの中南部にある山。
大雑把にいえば、日本の反対側。
特徴は?
アンデス山脈の中にありますが、上の航空写真のように湖や開けた平原にある独立峰にみえる山。
標高は2,660mと富士山より1000m低いですが、夏でも雪が溶けることなく一年中雪化粧をした美しい山。
オソルノ山は典型的な円錐型した成層火山の山で、1575年に噴火が確認されて以来、11回の噴火を繰り返し、チリ南部で最も活発な火山のひとつだそうです。
なお、1869年の噴火を最後に火山活動を休止しているそうです。
- ほぼ同一の火口からの複数回の噴火によって、溶岩などが積み重なり形成された円錐状の火山
- その典型の山が富士山
凜とした姿といい、円錐型の山の頂上に雪が積もる景観といい、富士山にそっくりなので、現地に暮らす日本人の間では「チリ富士」とも呼ばれているのだとか。
また、周辺には湖がありリゾート地としても有名で、こういったところも富士五湖のある富士山とも重なりますよね。
そんな富士山との共通点のある「オソルノ山」ですが、山容もまた富士山に驚くほどそっくりなんです。
なので、いろんな視点から見たオソルノ山を富士山と比較してみましたので、次に紹介します。
「オソルノ山」vs「富士山」対決
こんな↓5つの視点からた景色をでオソルノ山と富士山を比べてみました。
- Google mapでみた景色
- 飛行機からみた景色
- 湖上から見た景色
- 湖畔から見た景色
見分け付くかな?
Google mapでみた景色
Google mapの航空写真を3次元で見てみました。
まずは富士山。mapは夏の景色(右上に駿河湾が見えます)。
次は、オソルノ山。
オソルノ山は富士山より標高は1000m低いですが、緯度の関係上、頂上付近は万年雪。
右上はチリ富士の横にある湖ですが、これも含めて富士山そっくりですよね。
飛行機からみた景色
次は、飛行機から見た景色の比較ね。
まずは、富士山。雲海からにょきっと出ている富士山、きれいですよね。
次はオソルノ山。
目を疑いたくなるぐらい、富士山そっくり。
湖上から見た景色
次は、湖上のボートの上から見た景色の比較。
まずは、河口湖のボート上から見た富士山。
日本人の方なら、写真とかで何度か見た景色ですよね。
次は、オソルノ山。
これ、オソルノ山だといわれないと、富士山と間違えそうですよね。
微かに、ボート上の人が外国人なのでわかるかも(笑)
湖畔から見た景色
最後は、湖畔から見た景色の比較。
解説がないと間違えるほど似てますよ。
まずは、山中湖畔から見た富士山。こんなところでキャンプしたら最高でしょうね。
次は、オソルノ山。
これ、逆さ富士も映ってて、富士山だといっても誰も疑いようのない景色。
ここまで、似ていると、驚きを通り越して、あきれるほど(笑)。
まとめ
以上、「オソルノ山」がどれくらい富士山に似ているか、いろんな視点から富士山と比較っしましたが、いかがでしたか?
世の中には、似たものは必ずあるといいますが、日本の宝「富士山」も地球の反対側にあるとは驚きですよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
なお、富士山を初登頂した人については富士山に初めて登った人は誰なのか、歴史をひも解くと、5人の伝説の人物がいた!で書いてますので、よろしければどうぞ。