宇宙ステーション「きぼう」を肉眼で見る最新情報と手順を解説【2021/17更新】
出典:JAXA HP

こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。

宇宙飛行士の野口聡一さんが乗っている国際宇宙ステーションの「きぼう」って肉眼で見えるって知ってますか?

JAXAのホームページで解説してますが、専門用語が多いので、ここでは、宇宙ステーション「きぼう」を肉眼で見る最新情報と手順を解説します。

最新情報は週一回更新しています!!

ご連絡(2021年1月2日)

JAXAの「きぼうを見る」サイトが、2020年12月28日にリニューアルされましたので、それに合わせて記事構成を大幅に書き直しました。





宇宙ステーション「きぼう」は肉眼ではっきり見えます

きぼうを肉眼で見た写真
My camera(2020/11/21 亀太郎家からの観測)

国際宇宙ステーション(ISS)はサッカー場くらいの大きさで、高度400kmを地球1周90分という高速で回ってますが、条件があえば、日の出前と日没後の2時間ほどの間に地上から肉眼で見ることが可能

周りに高い建物が少ない方が見やすいですが、山の中や真っ暗なところに行かなくても、自宅から見えます

上の写真は2020/11/21の日没時に愛知県の亀太郎家から見た写真です。

見え方は、こんな↓感じ。

  • 白い光の点がスーッと空を移動していき、飛行機と違い赤色灯などの点滅はしません
  • 最初は暗く、だんだん明るくなり、やがて暗くなりながら消えていく
  • 地球の影へ出入りすることもあり、急に現れたり途中でフッと消えたりする
「きぼう」とは?

「きぼう」は地上から約400km上空に建設された巨大な国際宇宙ステーション(ISS)の中に作られており、宇宙飛行士が長期間活動できる、日本で初めての有人施設。

これまでも若田さんはじめいろんな方が搭乗しており、最大4名まで搭乗でき、その全容はこんな↓感じです。

宇宙ステーション きぼう
出典:JAXA HP

『どうやって、見ればいいかわからない』って思ってる皆さん、安心してください。

本ブログでは、どの地点からいつ見えるか、最新情報を毎週更新していますので、次に紹介します



宇宙ステーション「きぼう」が肉眼で見える地域と日時【最新情報|2021年1月17日更新】

2020年8月5日は愛知県の亀太郎家から観測
2020年8月5日 愛知県の亀太郎家から観測

2021年1月17日現在の予報です。

地域は絞られますが、ほぼ毎日、夕方に見えます。特に1月19日は全国で観測可能。

1月17日 (日) 夕18:06頃

  • 〇見える:東京・名古屋
  • △なんとか見える:札幌・秋田・仙台・金沢・大阪・広島・福岡

宇宙ステーションきぼうを見よう
出典:JAXA HP

1月18日 (月)夕18:52頃

  • ◎バッチリ見える:福岡・広島・大阪・金沢・名古屋
  • 〇見える:那覇
  • △なんとか見える:東京・仙台・秋田・札幌

宇宙ステーションきぼうを見よう
出典:JAXA HP

1月19日 (火)夕18:06頃

  • ◎バッチリ見える:那覇を除く日本全国

1月19日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

1月20日 (水)夕17:21頃

  • ◎バッチリ見える:東京・仙台
  • 〇見える:秋田
  • △なんとか見える:名古屋・札幌

1月20日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

1月21日 (木)夕18:07頃

  • ◎バッチリ見える:札幌
  • 〇見える:秋田・金沢・広島・福岡
  • △なんとか見える:東京・仙台・大阪・名古屋

1月21日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

1月22日 (金)夕17:22頃

  • ◎バッチリ見える:札幌・秋田・仙台
  • 〇見える:東京
  • △なんとか見える:名古屋

1月22日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

1月23日 (土)夕18:10頃

  • 〇見える:札幌
  • △なんとか見える:札幌・那覇を除く日本全国

1月23日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

1月24日 (日)夕17:24頃

  • 〇見える:札幌
  • △なんとか見える:東京・仙台・秋田

1月24日のきぼう観測情報
出典:JAXA HP

        なお、読者の方から観測方法についての疑問が寄せられており、ここで↓紹介しています。

        宇宙ステーション「きぼう」の観測方法|日の出前・日没後しか見えないのは何故?

        宇宙ステーション「きぼう」の観測方法|見上げる角度が大きいと見えやすいのは何故?

        ここまで読んでいただければ、観測可能ですが、観測地を詳細に絞ったり、見える方角などを知りたい方へ、その手順を紹介します。



        宇宙ステーション「きぼう」を肉眼で見るための手順【詳細版】

        国際宇宙ステーション(ISS)
        出典:JAXA HP

        きぼうを見れるタイミングはこの↓4つの条件が重なった時

        1. 国際宇宙ステーション(ISS)が上空近郊を通過
        2. 日の出前や日が沈んだ後の数時間(地上が暗く、ISSに日が当たっている時間帯ということ)
        3. 見上げる角度(仰角)が十分にあること
        4. 空がおおむね晴れている

        国際宇宙ステーション(ISS)が1周する間に地球も自転しているため、ISSは元の位置には戻らず、地球を1周した後は、どんどん西へずれていきます。さらに、地球は完全な球体でないため重力場のひずみや上層大気の抵抗、太陽放射圧などから徐々に軌道がずれていくため、ISSの軌道は毎日違ってます。

        この条件って、専門家が軌道計算しないとわかりません。

        でも、大丈夫。

        JAXAのホームページで簡単に確認できますので、その4つの手順を説明します。

        手順1:JAXAのホームページ「きぼうを見よう」を立ち上げる

        JAXAホームページ(#きぼうを見よう)をクリック

        手順2:あなたの居る場所と見える日にちを指定

        ①「地名を選択」(赤枠)をクリック

        地名を選択
        出典:JAXA HP

        観測地域(赤枠)をクリック

        中部を選択
        出典:JAXA HP

        ここでは、中部を選択してみます。

        ③あなたの居る場所を選択

        浜松を選択
        出典:JAXA HP

        ここでは、浜松を選択します(自分の居る場所がない場合は、なるべく近くを選択してね)。

        ④見たい日を選択

        上段に1週間の観測可能予報が出ていますので、見たい日を選択。

        1月7日を選択
        出典:JAXA HP
        記号の説明

        ◎:よく見える(45度 < 最大仰角)

        ○:見える(30度 < 最大仰角 < 45度)

        △:なんとか見える(10度 < 最大仰角 < 30度)

        ×:見えない

        ここでは、「7(木)朝◎」を選択してみます

        日にちの横の「朝」は日の出前に見える時(日没の時は「夕」になります)

        手順3:時刻・迎角・方位角をチェック

        「見え始め」・「一番よく見える時(最大迎角)」・「見え終わり」の一覧表が出ます。

        浜松からの見え方
        出典:JAXA HP

        この場合は、6時9分に見え始めて、6時15分に見えなくなるという事。

        その時の迎角と方位角も出ますが、何のことか、分かりにくいですよね。

        でも、大丈夫。次の手順に進んでください。

        軌道は複雑に変わるので、30秒単位で更新されているようですが、大きなところは変わりません。

        手順4:見え方を視覚的にチェック

        上の表を下へスクロールすると、こんな↓「地平座標表示」が現れます。

        地平座標を表示
        出典:JAXA HP

        これは、自分の位置から空を見上げた時に「きぼう」がどんな軌道を通るか見るものです。

        初期は『南』を見た時にセットされているので、画面をつかんで左右をドラッグしてみて下さい。

        なお、「+」「-」で空の大きさを変えれるので、最初は「-」で全体を見た方がよいかと。

        「きぼう」の」軌道を確認
        出典:JAXA HP

        この場合は、6時9分に北西から見え始めて、6時15分に東南東に沈んでいくことになります。

        これで、準備完了。早朝の場合は目覚まし時計をかけて早起きしてください。

        探し方のポイント

        僕はタバコを吸ってて偶然見つけたぐらいですが、JAXAのHPにこんなテクニックが紹介されてました。

        • 見つからない場合は、最も高度が高くなる時にターゲットを絞って探す
        • 明るい光がすーっと移動していくイメージ
        • 軌道予測は定期的に更新されるので、観測の1、2日前に再度情報を確認した方がよい
        • 広く開けた場所なら最大仰角20度くらいでも探せますが、初心者の方には、最大仰角が30度以上がおすすめ





        まとめ

        以上、宇宙ステーション「きぼう」を肉眼で見る手順を簡単に解説しましたが、いかがでしたか?

        見たいけど、手順がよく分からないって方は、問い合わせコーナーへ観測点(都市名だけでOK)を連絡いただければ、日時や見方を調べて返信しますので、遠慮なくどうぞ~

        ではでは、みんなで、きぼうを見よう(*^^)v