こんにちは、山キャン情報室 管理人 亀太郎です。
車中泊やキャンプで、こんな事ってよくありますよね?
- 冬の車中泊。寒いので電気毛布使いたい
- 夏の車中泊。暑いので扇風機で涼みたいなぁ
- キャンプでは電気毛布使うので、電源付きサイトしかいけないんだよねぇ
そんな時に役に立つのが、最近話題のリチウムイオン電池の大容量ポータブル電源。でも、「高い買い物だし、どれを買っていいかわからないっ」って方も多いのではないでしょうか?
ここでは、車中泊におすすめのポータブル電源ランキング5選を独自にランキングして紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
ランキング方法
ここでは、ポータブル電源を選ぶ5つのポイントを、各々5点満点で独自に採点し、グラフ化してランキング。
5つのポイントとは、こんな↓感じです。
電気容量
車中泊やキャンプ主体の方には400Wh以上が絶対おすすめ。
例えば、定格40Wの電気毛布だと、40W×8h(時間)=320Whとなり、放電ロスを考えても、8時間はぬくぬくと過ごせます。
僕は寝る際は弱にするので(20W弱)、一晩使っても200Whも使わず、400wh以上あれば二晩程度は使えます。
サイズ(特に高さ)・重さ
意外に盲点で、実際に使う上では最も大切な評価ポイントなのが、サイズ。
特に、車中泊派には、”高さ”が非常に大切なポイント。
例えば、僕のベッドキットの収納部分の高さは200mm弱で、それ以上の高さのバッテリだと入りません。
信頼性
壊れても数千円のものなら諦めもつきますが、大容量ポータブルバッテリーは5万円前後。信頼性も非常に大切なポイント。
口コミを見ると、”USBポートが数回程度で使えなくなった”、”ハンドルが壊れた”とか書かれているののも。
実績やアフターケアも含めて、よくチェックしてください。
価格
価格は、言うまでもなく、重要ポイント。商品によっては、特別セールなどで安くなるタイミングもあり、要チェック。
色・デザイン
若いキャンパーさんには、仲間との盛り上がりも含めて、デザインの奇抜さも重要なポイントかもしれません。
では、第一位の発表です!!!!!
なお、価格は変動するので、参考までとさせてください。
1位:Anker Power House
バランス良く、総合力ではやっぱりNo.1。Ankerはスマホの小型モバイルバッテリーなどでも実績あり、アフターケアーもよく悪い印象はありません。
なんといってもサイズ(高さ)が14.5cmと低いことは、収納時の最大のメリット。
スペック
- 電気容量 :434Wh / 120,600mAh
- サイズ、重さ :20 x 16.5 x 14.5 cm、4.2 Kg
- メーカー :米製
- 色、デザイン :シルバーと黒の一色のみ
- 価格 :¥49,800(amazon調べ)
僕も愛用者ですが、スマートフォンなら約40回、ACコンセントからはノートPCを約15回フル充電可能で、容量で困ったことはありません。
唯一の難点は、シガーソケットからの充電ができないこと。インバーターを別に購入してシステムを組めばできますが、最初から車内充電できるキットが付属している商品に比べると、やや不満。
こんな高評価の口コミもあります。
車で遠出をするとバッテリー心配なのでスマホやiPadのチャージ用に搭載しています。ショップさんもアフターフォローが凄く良くて購入直後でも迅速に対応して頂きました。。。
この前の台風20号の時、停電になり、暑い、暗いで大変でした。まだ90%残ってたので、早速、扇風機と一緒に買っていたLED電球を使い助かりました。9時間使いましたがまだ30%残ってました、本当に買っといてよかったです。
詳細はここ↓
2位:Lacita CITAEB-01
形はやや武骨で細長い形ですが、なんといっても、日本製で、信頼性を売りにしているメーカーです。
ACコンセントが3つ付いているのも、タコ足配線にしなくて済み、魅力ですよね。
スペック
- 電気容量 :444Wh/120,000mAh
- サイズ、重さ :41 x 22.2 x 18.6 cm/6.3 Kg
- メーカー :日本製
- 色、デザイン :黒の一色のみ
- 価格 :¥55,800(amazon調べ)
口コミを見てみるとやはり日本製!って方が多いです!
この商品を選んだ理由は日本のメーカーである事と、安全性の高さです。写真のロケ用電源に利用し、半日ロケではバッテリーは1目盛しか消費しませんでした。
電気毛布で試してみたところ期待どおりの結果で一安心。時々ファンが回りますがとても静かでうれしいです。デザインも大変気に入りました。不満点は取説が読みにくく簡潔すぎるところですしょうか。
詳細はここ↓
3位:SmartTap PowerArQ
なんといっても、大容量が最大の魅力で、正直なところ、SmartTapを1位にしたいと思ってました。
また、シガーソケットを使った充電が可能で、キャンプや車中泊の連泊も可能。
僕がAnkerを買ったときはまだ無かったのですが、もしあれば、こちらの商品を買っていたような気もします。
スペック
- 電気容量 :626Wh/174,000mAh
- サイズ、重さ :30 x 24.2 x 19.3 cm、6 Kg
- メーカー :中国製
- 色、デザイン :黒、オレンジ、アイボリーなどあり
- 価格 :¥66,000(amazon調べ)
口コミを見ても、容量に大満足って方が多いです。
電気敷布8時間+ワンセグテレビ6時間で約56%使用!二日間は使用できます、良い商品です!
サブバッテリーは高価でどうにかならないかと。真冬の車中泊で電気毛布をと購入しました。ダニパンチで一晩中(10時間以上)使って残は何と30%も残っていました。
詳細はここ↓
4位:cheero Energy Carry
サイズが大きく劣るものの、なんといっても、この商品の良さはデザインの奇抜さで、若者向きかも。
日本製だということもポイントですね。
スペック
- 電気容量 :500Wh /139,200mAh
- サイズ、重さ :35.6 x 32.8 x 23.4 cm/5.4 Kg
- メーカー :日本製
- 色、デザイン :黒&黄色、ユニークな形、
- 価格 :¥54,800(amazon調べ)
口コミでは、やや、気になる評価も。
仕事で使うため購入。2台必要だったので、Anker Power House と同時に購入しました。ノートパソコンを朝の8時半から18時までの使用での結果は、残がcheeroは30%台、Ankerは50%以上残っていました。
詳細はここ↓
5位:Suaoki G500
他の商品と独自で比較したため、最下位となってしまいましたが、SuaokiはG500以外にも、大容量で低価格な商品も出しており、バランスのとれた注目のメーカーだと思います。
スペック
- 電気容量 :500Wh /137700mAh
- サイズ、重さ :28.2 x 21 x 18.9 cm、7.7 Kg
- メーカー :中国製
- 色、デザイン :シルバー一色
- 価格 :¥59,880(amazon調べ)
シガーソケットから充電もできますが、こんな口コミも多く少し心配です。個人的にはこの商品に限らずシガーソケットからの充電は充電時間もかかるようですし、あまりお勧めしません。
現在ACアダプターで充電していますが、皆様が書いておられるように、やはりかなり発熱していて、手で触れないほどで、これ、本当に大丈夫?・・・というレベルです。サイズや重量については全く問題ないと思います。
詳細はここ↓
番外編 :Jackery 700
価格が8万円近いので、番外編となりますが、これを紹介しないわけにはいかないでしょう。
Jackeryは、2012年にAppleの元バッテリエンジニアにより米国シリコンバレーで設立された最先端のバッテリー。
パワーが圧倒的で、定格500W/ 瞬間最大1000Wという優れもので、ドライヤーもクールなら普通に動くそうです。
スペック
- 電気容量 :700Wh/194400mAh
- サイズ、重さ :30 x 19.3 x 19.2 cm、6.3 Kg
- メーカー :米製
- 色、デザイン :オレンジ&ブラック
- 価格 :¥79800(amazon調べ)
ウルトラパワーの割には、サイズ/重さも比較的小さく、価格が8万円近いことを除けば、亀太郎イチオシのポータブル電源です。
口コミも高評価が非常に多いです。思い切ってこれを購入するのもいいかも!
キャンプ用に購入!車中泊やキャンプで普通に炊飯器が使えることになります。一日中使用しても十分余裕で使用できます。容量も大きく、安心して使えます!思ったよりもコンパクトで軽くて持ち運びに優れています。
詳細はここ↓
まとめ
以上、車中泊におすすめのポータブル電源ランキング5選を紹介しましたが、いかがでしたか?
価格も5万円前後と決して安い買い物ではないので、この記事は参考とした上で、じっくり選んでください。