こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
このブログを読んでいる皆さんは三重県の「孫太郎オートキャンプ場」に興味がある方ですよね?
何回行ったか覚えてないくらいの僕にとって「孫太郎」は第二の故郷。
最近オープンした高規格なキャンプ場に行っても「やっぱ、孫太郎の方がいい」と思っちゃう。
どんなところが、いいんだろう?
ここでは、そんな三重県の孫太郎オートキャンプ場を愛する僕の「おすすめポイント」「注意点」13選を紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
孫太郎オートキャンプ場とは?
「孫太郎オートキャンプ場」は三重県の紀伊長島にあります。
こんな↓感じで、東海圏・関西圏からのアクセスがいい。
僕の住んでる愛知県岡崎市からだと、全行程の95%が高速道路でカバーされてるので、ゆっく走っても3時間かかりません。
オープンした頃(20年以上前)は、日本一の高規格キャンプ場としてテレビで紹介されたりしてました。
さすがに20年以上も経つとサニタリーなど古い部分もありますが、ロケーションが最高で、山に囲まれたプライベートビーチって感じです。
こんな↓風に、プライベートビーチに面した電源付きサイトや山に面したフリーサイトなどいろいろあります。
サイトの種類や料金、サニタリーなど詳細は孫太郎オートキャンプ場 HPを参照ください。
夏は涼しさを求めて高原のキャンプ場に行くことが多いですが、それ以外の春秋冬は「孫太郎」さんに何度もお世話になってます。
そんな「孫太郎」を僕はなぜ愛してやまないのか?
その理由を、こんな↓8つのおすすめポイントとして一つずつ紹介します。
- 夕陽を見ながら夕食を楽しめる
- さざ波の音に癒されながら眠れる
- トンビの「ピーヒャララ♪」に癒される
- 現地で新鮮な食材を調達できる
- 「和田金」で松坂牛を買える
- 電源付きのAサイトがおすすめ
- 浜辺で薪を調達できる
- 熊野古道を散策できる
ただし、こんな↓5つの思いがけない注意点もあるので、あわせて紹介します。
- 海風に要注意
- タヌキに要注意
- 寒さに要注意
- 避難経路に要注意
- 早朝の「キンコンカン♪」に要注意
やや、孫太郎愛が強すぎる部分もありますが、孫太郎オートキャンプ場の回し者ではありませんので、ご安心下さい(笑)。
孫太郎オートキャンプ場の「おすすめポイント」8選
❶夕陽を見ながら夕食を楽しめる
最大のおすすめポイントは夕陽。
いろんな季節に行くと日の入りする場所も変わってます。
こんな景色がサイトから見えるんですもんね。
サイトから歩いて数分の海辺から眺めると、こんな↓感じ。
テントを照らす夕陽もいいですよね~♪
こんな夕陽を見ながら食べる夕食って最高!
❷さざ波の音に癒されながら眠れる
キャンプ場は紀伊長島港を含む湾の中にあるので、波はおだやかな「さざ波」程度。
満月の明かりに照らされる「さざ波」も幻想的。
こんな「さざ波」の音を聞きながら眠るとめちゃくちゃ癒されます。
早朝に漁船が通ることもありますが、逆に遠くから聞こえる汽笛にも癒されます。
これ体験しないと分からないかもしれませんが、僕のイチオシです。
❸トンビの「ピーヒャララ♪」に癒される
キャンプ場の裏山に住み着いているのか「トンビ」がたくさん。
そんなトンビの「ピ~ヒャララ♪」にも癒されます。
トンビが輪を書いて上昇する姿を、ぼーっと目で追うのも良し。
油断するとお肉を持って行かれるので注意してくださいね(僕は何度かありました(笑))。
❹現地で新鮮な食材を調達できる
普段、食材は前日に購入して持参しますが、孫太郎オートキャンプ場行く時は手ぶらで行きます。
その理由は紀伊長島のスーパー「オオクワの食材が新鮮」だから。
魚だけではなく、なぜか野菜も新鮮で値段も安い。
我が家の近くのスーパーに比べると鮮度が違っており、孫太郎に行く時は買って持って行くのをやめました。
なお、朝に水揚げしたアオリイカや新鮮なサザエが紀伊長島港の露店で売られてました、2021年10月に行くと廃業してました。
コロナの影響でしょうか。。。
❺「和田金」で松坂牛を調達できる
僕は、岡崎ICから紀伊長島ICまで高速道路で行ってますが、美味しい牛肉を食べたい時は松坂ICで降りることにしてます。
その理由は、松坂牛で有名な「和田金本店」の一階で肉を調達するため。
1階の小売りコーナーは朝8時半から開いてますので、是非寄ってみて下さい。
- 和田金から孫太郎までは、下道で1時間+αで行けます
- 「ステーキ用」だと万単位するので「小間切れ」がおすすめ
- 「小間切れ」なら100gで800円程度
- ラード油は必ず付けてもらうこと(無料)
- 我が家では、こんな風↓に大根おろし入りのポン酢で食べてます
❻電源付きのAサイトがおすすめ
やや値段は高いですが、電源付きのAサイトが絶対おすすめ。
理由は、電源付きというよりも、海を目の前に感じれるから。
空いてて選べるなら、上図の「個人的におすすめのサイト」がおすすめ。
センターハウスにも近いし、こんな↓風に通路があるので、隣のサイトと距離がとれます。
オフシーズンの平日なら、ほぼ確実にこのサイトを選べると思います。
❼浜辺で薪を調達できる
焚き火用の薪はセンターハウスで売ってますが、こんな裏技もあります(内緒ね!)
裏技:浜辺の乾いた流木を薪にする(最近は薪を買ったことありません(汗))
❽熊野古道で散策できる
孫太郎から車で30分もかからない所に熊野古道(ツヅラト峠)があるので、そこを散策するのもいいかと。
マイナーな古道なのか、登り口を探すのに苦労しました
最初は、短いですがこんな↓石畳道で熊野古道を味わえますよ。
ただし、石畳道を過ぎると登山道に変わりますので、登山経験がない人は石畳道までとしてください。
次に、5つの「思いがけない注意点」を紹介します。
孫太郎オートキャンプ場の「思いがけない注意点」5選
❶海風に要注意
孫太郎は、晴れてる時は昼過ぎから海風(海の方から吹く風)強くなることが多い。
アーリーチェックインでは問題ありませんが、普通にチェックインした時はテントを立てる際にやや苦労するかも。
でも、夕陽が落ちてくるころにはピタッと風が止むことが多いので安心してください。
- 夜は陸風(陸の方から吹く風)があるそうですが、孫太郎では地形の関係なのか、陸風はあまり経験したことありません
- 海風と陸風の原理は海陸風(Wikipedia)を参照ください。
❷タヌキに要注意
孫太郎にはタヌキさんがいます。
そんなタヌキさんが夜更けにサイトへ侵入してゴミをあさることがありますよ。
チェックインの際にも説明があると思いますが、就寝前にゴミ袋を必ず指定のゴミ箱に入れて下さい。
僕は、ゴミ箱に入れるのを忘れて、何度かタヌキさんにゴミをとられたことあります(;^_^A
❸寒さに要注意
孫太郎のある地域は温暖なので、冬でも比較的暖かい。
でも、冬キャンではやはり寒く、暖房設備はしっかり持って行った方がいい。
電源付きサイトだとセラミックファンヒーターが使えますが、それに加えてストーブ持参の方が多いですね~
上の写真のストーブは、ここで↓紹介しています。
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冬の車中泊の暖房にカセットガスファンヒーター『風暖』なら一泊100円でヌクヌク
❹避難経路に要注意
海辺のサイトで心配なのが、津波。
でも、孫太郎は裏手が山になっていますので、海辺のサイトでも数分で逃げ込めるので安心です。
山側に避難階段がありますので、避難経路は事前に要チェックです。
❺早朝の「キンコンカン♪」に要注意
防災無線が付いているからなのか、孫太郎の朝は早い!!
なぜかっていうと、朝6時になるとセンターハウスから「キンコンカン♪」と音がっ!
僕は起きてる時間帯なので問題ないですが、朝の弱い方はビックリしないように!
かなり大きな音が10秒間ぐらい流れます(笑)
まとめ
以上、三重県の孫太郎オートキャンプ場を愛する僕の「おすすめポイント」「注意点」13選を紹介しましたが、いかがでしたか?
サニタリーなどはやや古い部分もありますが、何度行ってもホント素敵な所ですよ。
「孫太郎オートキャンプ場に行ってみようかな?」って方は、参考にしてくださいね。