こんにちは、山キャン情報室 管理人の亀太郎です。
このブログを読んでいるあなたは花粉症持ちの方ですよね?
僕も花粉症持ちで、あなたと同様に登山での花粉対策に悩んでいる一人。
ここでは、つらい登山の花粉症対策を徹底調査したので、紹介します。
- この記事を書いている人
登山歴:2007年~キャンプ歴:1995年~ - 九州の大学卒業後、愛知県の自動車会社で車体構造の研究に従事する傍ら、1995年からデスクワークのストレス解消にオートキャンプを始める。
2007年からは、「山頂でテント泊をしたい」との単純な発想から、登山を独学で学び(一時期、山岳会に所属)、今はソロテント泊主体に活動中。
そんな経験もふまえ、大手メディアでは取り扱っていないノウハウや小ネタ情報を発信しています。
花粉症持ちには登山は辛いのか?
山の中では花粉症は必ずしもひどくならないという説も
山の中は花粉の発生源。
なので、街中よりも花粉症の症状が出やすいって考えるのが普通ですよね?
でも、こんな↓理由で、必ずしもそうではないという話もあります。
- 地面に落ちた花粉が再度吹き上げられる量はアスファルトの都会の方が多いから
- 都市では排気ガスと花粉が合わさって花粉症を増幅するから
現実に、都会よりも山の 方が調子が良いことが多いという友達もいます。
林業の方はどうなんだろうと思って調べてみました。
友人から「花粉症なのに林業で辛くないの?」と聞かれます。 しかし、専門学生の頃に森林で作業していても花粉症で辛いと思ったことはありません。
そこには、こんな記述がっ。
- 現場では花粉症の症状がそんなに出ず作業も苦ではありません。
- 知り合いの林業関係者の中にも花粉症の人はいますが、花粉症が辛くて作業がしんどいと言った話はほとんど聞きません。
引用元: ㈱アーボプラスさんのHP☆–サイト名–☆
でも、山の中は僕にはやっぱり辛いっ
「山の中では花粉症は必ずしもひどくならないという説」もあることは理解できましたがっ。。。
僕には山の中はやっぱり辛いっ
「山の中では花粉症は必ずしもひどくならないという説」にも、個人差があるようです(;^_^A
でも、山には行きたいっ
っとの想いから、登山の花粉対策を2つに分けて調査したので、次に紹介します。
- 「行動」で花粉対策
- 「グッズ」で花粉対策
「行動」で花粉対策
調べてみると、こんな↓風にいろんな対策がありました。
- 小雨・雨上がりの日を狙う
- 花粉が飛散する時間帯をさける
- 花粉の少ない山に登る
- 登山前日は睡眠をよくとる
- 緊張状態を保って登る
- 究極編:ひたすら耐える
僕の登山スタイルに合っているのかも含めて、一つづつ紹介します。
小雨・雨上がりの日を狙う
小雨や雨上がりは、花粉は地面に落ちて土と同化して舞い上がりにくいらしい。
確かに、春先の雪山に行った時は、症状は出ないので、よさそう。
でも、僕は晴天を狙って登山するタイプなので、イマイチ(;^_^A
花粉が飛散する時間帯をさける
花粉の量は「時間帯」で大きく変わり、花粉の飛散が多いのは午前中よりも午後らしいです。
なので、夜明け前に出発して、午前中のうちに下山できるように工程を組めば、いいかも。
途中でこんな↓朝日も見れるから一石二鳥かもしれません。
でも、スギ花粉は朝日を浴びると放出されるとの話もあり、朝日を浴びながらの深呼吸はやめた方がいいかも。
花粉の少ない山に登る
少しでも花粉の少ない山を選ぶことも重要。
岩の多い山や周囲より比較的標高の高い山は花粉が少ないらしい。
要は杉の少ない山を選べばいいんでしょうね。
- 北海道には杉はほとんど自生していない。
- なので、北海道ではスギ花粉症の人はほとんどないそう。
- ただ、北海道特有の「シラカバ花粉症」に悩まされる人が多い
んん、杉の少ない北海道でも天国ではないようです(;^_^A
登山前日はよく眠る
睡眠不足は花粉症を悪化させる要因になるらしい。
粘膜を良い状態に保つために、就寝時の室内の加湿も大事だとのこと。
花粉症に限らず睡眠は大切なので、当然、実践すべきですね。
緊張状態を保って登る
番外編ですが、「緊張状態を保って登る」と花粉症が出なかったという、こんな↓報告も。
花粉症が完治したわけではないけれど、クライミングをしたら症状が一時的に和らいだという話です。
要約するとこんな↓感じ。
- 妻が苦手としているロッククラミングを行った
- 苦手なクライミングで恐怖を感じ、過剰な緊張状態に陥った
- 過剰な緊張状態から、身体は危機的状態だと感知した
- 危機的状況に対応すべく、身体は危機への対応にリソースをつぎ込んだ
- そのため、優先順位の低くなった花粉へ反応は後回しに
- 花粉症の症状が消失した
引用元: のぼるひとさんのHP
素晴らしい報告で、目から鱗でしたぁ~
究極は、ひたすら耐える
いろいろと花粉症を対策する「行動」を調べてきましたが、僕にとってこれだっといえる妙案がないっ!!
山の中で花粉の猛威に逆らうことは、不可能なのかもしれません(;^_^A
なので、これ↓が一番。
究極の花粉症対策「ひたすら耐える」
花粉症で呼吸が止まるわけではないし、苦行になるけど、気合で乗り切るのみ(笑)。
「行動」による花粉対策は「ひたすら耐える」っていう、対策ともいえないことが結論となってしまいました(;^_^A
「行動」がダメなら「グッズ」で勝負ってことで、次に、「グッズ」による花粉対策を紹介します。
「グッズ」で花粉対策
「グッズ」に走る前の大前提として、花粉症のひどい方は病院で症状を話して、花粉症の薬をもらって飲んでくださいね。
僕は毎年花粉症のシーズンに入ったら病院で薬をもらって飲んでます
花粉症の薬を飲むことを大前提とした上で「グッズ」での花粉対策には、こんな↓ものがありました。
- 「ツルツルした素材のアウター」
- 目がかゆい人には「花粉対策サングラス」
- 鼻がズルズルの人には「ティッシュケースポーチ」
- とにかく市販の「花粉症グッズ」を試してみる
1以外は自分で試していないので、参考程度と考えて下さい
「ツルツルした素材のアウター」
少しでも花粉が付きづらいアウターを着ることは、花粉症に悩む人には必須といってもいいかもしれません。
ただ、春山はまだ寒いのでツルツルしたアウターの選択は悩むもの。
カッパでもいいのですが、個人的に絶対おすすめなのが「モンベル EXライトウインド パーカ」。
透けて見えるぐらいペラペラですが、しっかり風もガードしてくれます。
重さは50g程度で、丸めるとこんな風にマウス程度の大きさになります。
スペック詳細はここ↓を見て下さい。
【平均重量】56g 独自の超軽量・極薄素材を使用したウインドシェルです。細部に至るまで徹底した軽量化を追求。風の侵入を防ぎながらも、こもりがちな熱気を効果的に放出し、激しい運動時でもドライな着心地をキープします。
目がかゆい人には「花粉対策サングラス」
目がかゆい人にはゴーグルがいいという話はよく聞きますよね。
でも、オシャレじゃないって方には「花粉対策サングラス」なるものがいいかもしれません。
こんな↓感じで、普通のサングラスと見分けがつかないものもありました。
鼻がズルズルの人には「ティッシュケースポーチ」
コロナ禍の時代ですのでマスクをして登る人も多いですが、それでも鼻がズルズルの人は、鼻をかむしか方法がない。
ティッシュケースをザックの雨蓋に取り付けて山を歩いている強者もいるそうです(笑)。
でも、ザックに付けたら歩きながら鼻がかめない(;^_^A
そんな方には、こんな↓「ティッシュケースポーチ」がいいかもしれません。
とにかく「花粉症グッズ」を試してみる
スーパーでも花粉対策グッズは山ほど売ってますよね?
個人的にはどこまで効果があるのか分からないので試したことはありませんが、とにかく「花粉症グッズ」を試してみるのも一方法かと。
こんな↓スプーレーで花粉をブロックしてくれるそうです。
ただ、登山でどこまで効果があるのか実践していないので、ダメ元のつもりでお願いします。
まとめ
以上、つらい登山の花粉症対策を徹底調査しましたが、いかがでしたか?
「ひたすら耐える」ことだけは避けたいので、いろいろと試して結果はレポしようと思っています。
花粉症には個人差もあるので、これがいいといった結論にはたどり着きませんでしたが、参考になればうれしいです。